シナリオセンター研修科の課題「復讐」

こんばんは!

シナリオセンター研修科の課題は全部で30あります。

魅力ある男、魅力ある女、復讐、背信、誘惑、死、宿命、不安、結婚式、葬式。この10が前期カリキュラム。

雪、雨、古痕、再会、男と女、裏切りの一瞬、憎しみの一瞬、愛する一瞬、別れの一瞬。この10が中期カリキュラム。

記者、刑事、教師、医者、弁護士、メロドラマ、サスペンスドラマ、アクションドラマ、喜劇、ホームドラマ、時代劇。ほいでこれが後期カリキュラムです。

今日は復讐!本科のnoteからお読みの方がいれば「姫守りサークル」と聞いて思い浮かぶものもあるのでは。アレです。アレを復讐で書きました。本科の課題では憎しみで書いたのですが、「これさぁ、別に憎しんでないよねぇ」という評価が多かったので、ちょっぴり手入れをしてこの復讐の課題にぶつけてみました。読んでみましょう。

読む

評価はこんな感じ

・小田とふたりで守ってきた「姫守りサークル」に思いを寄せ、小田の卒業を心から祝う巧の心情がよく描けてます。
・巧が姉さえも小田の評定にされていたことを知った時の怒りが伝わってきました。巧が復讐へと向かう気持ちが分かりますね。
・但し、警察へ訴えるは正攻法ですがせっかくパソコンを操作するシーンを出しているのでネットで小田の恥を晒してはどうでしょう?今の時代、もっとも小田には堪えるかも・・・。
・アンチから入る構成でよく練ってありますね。この調子です。

本科の頃に書いた姫守りと決定的に違うのは、登場人物の年齢ですね。主人公を20歳にして既に姫守りサークル部に所属させ、ナードで気持ち悪い小田を22歳にし卒業させることにしました。

そしてその卒業の日、とある告白が・・・。といった感じですね。

小田はセリフとか、好きな女優とかの人物設定をほんの少しして、もっと気持ち悪くなればいいなとそんなことを意識した気がする。小雪が好きなのはかわいいよね。あとは最後に小田が「謝る」と言うセリフがあるんですが、ここは敬語じゃなくさせることで彼の焦りが出るのかなー、みたいなこともしたなぁ。ベタですけどね。

先生にも書かれているように、カメラを仕掛けてそれを警察にってあまりにも普通。あとは巧が姉の件を知っている設定も詰め込んだ感が隠せないのでもう少し工夫欲しいなぁと。

「ファッションサイト姫守り」のこの響きも楽しくて好き。

というか、研修科オリジナルはまだかかりそうだな。序盤は本科の遂行したやつで挑みまくった記憶あります。

今読み返してみても本科よりはダメになっているような印象は見受けられないので安心してます。

なにはともあれ僕はこれ、

ワンシーン!登場人物二人だけ!

ってとこが最高に好きです。ワンシチュエーションへの憧れ、見えてますねぇ。

舞台化とかに興味ある方いませんか?もっと推敲して舞台化させたいなー。

ではまた次回!

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