今日は国際ウィメンズ・デー

3月8日は国際ウィメンズ・デーですね。Happy International Women's Day!デンマークではKvindernes Internationale kampdag、つまり「女性の闘いを記念する日」です。この言葉から、歴史的に見てデンマークでも女性の権利は簡単に手に入ったものではないことが分かりますね。

今でも時々、会社のトップを目指そうとする女性からはガラスの天井がある、なんていう言葉が聞かれることがあり、日本に比べたら男女平等が進んでいるデンマークでも、国民すべてが完全に平等だと感じているのではありません。

日本人である私の目からは、デンマーク人男性は家事や育児に積極的に関わっているように見えますが、当事者の妻たちは女性の負担の方が多いと思っているそうです。男性たちからは「妻がやりたがっているから」自分は妻に家庭での役割を譲っているんだという声もちらほら聞こえたりして、お互いに思っていることにズレがあるのかもしれないなぁ、なんて傍観者は思ったりしています。

夫婦のコミュニケーションは多すぎて困るということはないのかもしれません。

日本のジェンダー・ギャップ指数は、156カ国中120位と、世界レベルで見て決して誇れるものではありません。日本の組織から出張でアフリカやアジアで仕事をしに行った時に、省庁や公的組織のトップに女性が多いことに驚いた記憶があります。保健分野で仕事していたせいもあるかと思いますが、現地の人に聞くと「たまたま応募者の中で優秀な人が女性だったから」という能力重視な答えが返ってきました。

日本もアフリカ諸国に負けず、能力ある女性がどんどん活躍できる社会になるといいなと、遠くから見守っています。家庭に入りたい女性はもちろんそれでいいと思います。キャリアを積んで活躍したい女性が、性別を理由に自分が諦めるという選択をしないで済むようになるといいですね。

私を含む現代女性が享受している権利は、決して容易く手に入ってきたものではありません。先人の努力や犠牲に感謝しつつ、今得ている権利を最大限に活かしてより良い世の中にすること、そして後世の女性、そして全ての人が力を発揮して生きることのできる世の中に貢献したいものです。

女性も男性も、全ての人が自分らしく、輝ける世の中にしていきましょう！そのためにも、まずは自分を満たし幸せにしましょうね。

お読みいただき、ありがとうございました。今日もあなたが自分らしくイキイキと過ごすことができますように。God dag!

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