どうしても変われない人へ

「なんで、理想の自分像がちゃんとあっても変われないんだろう？」　　

「人は変えられないけど、自分は自分のことを好きに動かせるよね？」

「だって、本当に変わりたいんだよね？」

※

目の前にリンゴがある。

食べようと思って口に運べば、簡単に食べられる。

食べようとしているのに手が勝手にリンゴをゴミ箱に入れるから、リンゴを食べられないんです！

なんてことは聞いたことがない。

でも、

■リンゴを食べたいけど　ダイエット中だから食べない！と思って行動しない。

■リンゴを食べたくないから　食べない。

ということはある。

つまり、意志があるということ。

※

「やらなきゃいけないことを、後回しにしてしまう」

これも、ただ　だらしがない　のではなく、やらない！という意志があって、やらない選択をしているのだ。

細かく考えていくと、
■体が疲れているから今日はやらない。
など隠れた理由がある。

つまり、変わりたいのに変われない　というのも、
変わろうとしていないということ。

人は、今の自分がここまで生きてこれた！という今までの考え方ややり方、実績を大切にしている。　

人間は知らぬ間に、新しいことに挑戦して、危ない目にあったら困ると判断している。

※

現代は昔のようにマンモスが襲ってきて命がなくなるかもしれない状態は、なくなった。

けれど、そのサインはまだ残っている。

いつも通りが安全とサインを出してくる。

現代では命の危機よりも、自己喪失の危機にあるかもしれない。

※

安全のサインを横に置きつつ、やりたいことにチャレンジできる方法はないだろうか？

命は限りがあることを常に意識すること

こうしている今にも、人生はおわりに近づいていっている。

そして、命の期限が、残りあとどの位か？は誰も知ることはできない。

あと、一時間で命が終わりと知っていたら…

あなたは、何をしたでしょうか？

さっきまでの過ごし方をしたでしょうか？

■あれが最後の子供との会話でしょうか？
■あれが旦那さんへの最後のいってらっしゃい？
■あれが最後に家族に作る夕飯？　
■あれが最後のおはよう？

限りあると意識すると、何を　どうすべきか分かる

「いつ死んでも後悔しない！」と言っている人に会うと、

あったかいし、優しいし、生き生きしていた。

いつ死んでも後悔しない生き方を意識的にしているのだろう。

なんとなく生きているという雰囲気は、みじんも感じなかったのを覚えている。

人間、いつの間にか何もかも当たり前という感覚になる。

普通　

命さえも　あって普通と思えてくる。

みんな、平等に　いつどうなるか分からないのが人生。

その中で、自由に選択を繰り返していく。

今のままでいい！という選択もok！

変わりたくなったら、変わる選択をすればいい。

ただ、問題は、自分が本当はどうしたいんだ？！
という本心に気付くことだ。

変わらなきゃいけない自分になったのは、環境のせい！

変わりたいのに変われないのは、

■勇気がない。
■こわい。
■変わった自分を他人に指摘されたくない
■自分は変われない…と信じている

など色いろあるだろう。

本当は変わりたいけれど、変われない人へ

心の奥底に

「好きで今の自分になったんじゃない！」

という想いはないだろうか？

いまの自分が、こうなったのは仕方ないんだ。

　
確かに運命や、おかれた偶然、環境の違いはある。

■生まれてからお金で苦労したことがない。裕福な家で育った人…

■生まれた家が最悪だったから、私は今も不幸…と思う人

これは、仕方がない真実だろうか？

いや、解釈の仕方で人生は変わるものだ。

贅沢が当たり前になり、後々苦労するかもしれないし。
何でも買えて、逆につまらないかもしれない。

最悪な家で生まれたから不幸な人の気持ちが分かる、豊かなこころを得られたかもしれない。

同じ物事を、どう解釈するかは自己選択。

今あるのは環境のせいじゃない。自分が選んだ結果だ

変われないのも、今、理想の自分じゃないのもすべて自分の選択だ。

ただ、今それに改めて気がついたのも事実。

さあ、あなたは　理想の未来に進みますか？そのまま今の場所を選びますか？

今あなたは道を決めることになります。

もし、変わってみて「なんか違うなぁ」と思ったら、また変わればいいのだ。

一回しか変われないという制約もない。

何回でも変わればいい。

人生は遊園地

一日乗り放題パスポートがある。
期限はたった一日だ。
それがあるのに、理由をつけて、ぼーっとつっ立っているのは　もったいなくないだろうか？

まずは自ら乗り物に乗らなきゃはじまらない。

楽しくなかったら次の乗り物へいけばいい。

乗り物が勝手に自分を楽しませてくれるということはない。

人間の、命も期限付きなのだ。

そして、自分のいのちは自分がデザインしていく。

自分が、その気になればだ。

自分をその気にさせられるかは、自分にかかっている。