違いを楽しむ

ものを見つけることについて。15年位前に見たテレビ番組で、とても助かったことがあります。

男性は、冷蔵庫を空けて目的のものが目の前にあるのに見つけられない。理由は、「狩猟本能で視野が狭いから」でした。

山のように荷物が届くことが多い職場で働いていました。男性たちにしょっちゅう「俺の荷物がない！」「僕の荷物がないよ〜助けて！」と声をかけられていました。女性陣は、皆怒っていて。私になぜ、いつも怒らないのかと聞いてきました。

男性と女性の視野が違うことを、女性の方が見つけやすいことを説明して。男性たちと一緒に探していました。（そもそも届いてもいない場合が多々あったので、本当に送っているのか、まず確認してねと念を押してから。）

プロ野球の采配や、ビジネス、経済について、寧ろ男性的な趣向を持っている私でも、生物学的には異なるのだと実感した出来事でした。

もう一つは、探す時の心の持ち方と可能性です。※これは男性も女性も同じで、思い込みで見つけられないパターンです。

ここにあるはずだ、こんなものはず、と決め付けていると、それ以外の可能性が消えて見つけられません。

もう一つのコツは「ある」を数えることです。

「ない！ない！」と探すのではなく。ここにある可能性が消えた。では他の場所にあるかもしれない。

今日スーパーで買い物をしていて、レジに並んでいました。ぼーっとしていて、されげなく目の前の棚を見たらマスクが置いてあったのでした。よく見ると、そこはお菓子が陳列されていて、全くマスクの棚ではなかったのです。なぜだか1つだけそこにあったのです。

そんな私も、空や猫ばかり見ているので、道で知り合いに会ってもちっとも気づきません。

今まで経験したことがない、大きな生活の変化はストレスを感じることもあるかと思います。（私は、密閉、密集、密接が苦手なので、実は今の方がストレスがないのです。生きやすい！）

男性がものが見つけられなくてイライラした時は、生物学的に違うんだなと、１つ知っているだけでも、心が軽くなると思います。

同性でも、異性であっても、お互いの違いが楽しめて、お互いの特技と苦手を補えあえることは可能です。自分の苦手と得意を伝えていました。（雷が鳴る日は絶対急なお使いは引き受けない！お裁縫は別の人の方がいいよ！この分野はまだ知識が浅い。この分野が得意。）

自分と向き合う時間が多い今の時期、あなたと人の違いを見つけることは、ビジネスのチャンスにもなります。

※おまけ　新月や満月、月の影響は女性が受けやすいイメージがありますが。男性の心も受けていると感じました。交渉や商談、打ち合わせなどは、イライラしやすい人とはもってのほか、普段は温厚な人も急に怒ったりします。よろしければ意識してみてくださいね。

ご縁を大切にできるヒントになったら幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございます。