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子ども向け新聞Newspicks for kidsを購読して8ヶ月の感想

我が家は2020年から2023年までアメリカ駐在していたのですが、海外にいながらTwitter(あえてXと呼ばない)で知人が発信していたNewspicks for kidsが、ずっと気になっていました。

「帰国したら絶対購読しよう!」と思っていたので、予定通り即購読開始。

初回の紙面からのめり込んでいた、当時7歳の息子

家族でもっと話そう、世界のこと。

これは、Newspicks for kidsのValueだそうです。

具体的には、3つの特徴があります。

1)世界の重要テーマが届く
エネルギーシフト、食糧問題、メタバースなど、親子で「今」押さえておきたい重要テーマをNewsPicks視点で掘り下げます。
2)世界の最先端が届く
学校のLGBTQ問題、アメリカ銃社会など、世界の子どもたちが真剣に考える最先端の話題を分かりやすくお届けします。
3)多様な価値観が届く
さまざまなルーツの子が集まるアメリカの学校。紙面に寄せられた彼ら・彼女らの考えを通じ、多様性の理解を深めます。

公式HPより

8ヶ月購読してみて、本当にこの通りだなと感じています。

今息子が当たり前と思っている日本の環境、別の国から見ると全く「普通」ではなくって、それが「正解」とも限らない。

世の中にはもっと大きなテーマで取り組まれている事や、日本では重要視されていない動きがあることを、紙面を通じて発見を楽しんでいる息子です。

「りっくんは、どう感じた?」
という話から、
「ママの時は、こんなことあったの?」
と時代を行き来して考えたり…

事象は1つでも、世代を超えて会話を深めることができている実感があります◎

そもそもなぜ?子ども新聞を始めたのか

アメリカの幼稚園と小学校に通わせて日本に本帰国した時、様々な逆カルチャーショックがありました(実は、ね)。

・電車の券売機分かりづらすぎ
・現金を扱うシーンが多すぎる(お互いに確認とミスが起きる要因)
・小学生の荷物の多さ(持ち運び品が多すぎる問題)
・みんな同じものを持つ(小学校の上履きとか体操服とかも)
・自立した子供を育てるといいながら、親の負担が多すぎる
・必要以上のサービス精神(当たり前と思ってる)
・参観日が子供主体ではないこと
・先生が起こる場面が多い(By息子)

感じたことを一部抜粋

とくに学校の教育場面において、アメリカと日本で色んな違いを目の当たりにしました。

ルールはルールで仕方ないので、今私達親が過程で取り組めることは何か?と考えたときに「子供が自ら考え、問題に取り組み、学ぶ力を養うこと」が重要だと思いました。

子供が考える力を鍛えることで、これから起こりうるさまざまな状況に自ら対処できるのでは?と思います。(もちろんまだまだ親の援助は必要)

と、考える力が大事と私は思うものの、考える力って何??

それはきっと、子供が自分の意志や価値観に基づいて意思決定をすることなんだろうな。こういった価値観を明確にする作業は、将来的に自立した人間としての基盤を築くために重要だよね、と最近つくづく感じます。

子ども新聞を通して、考える力が養われることを期待しています。

考える力を養うことで、得られること

考える力が身につくと、子供は他者とのコミュニケーションにおいてもっと主体的になり、自分の意見や考えを適切に表現するスキルが向上するだろうと予測しています。(あくまで個人的意見)

子供向けニュースは、この点で非常に役立ちます。子供たちは現実の世界(特に日本以外)で起こっている出来事を知ることで、自分自身の意見を持つことができます。さらに、それらを通じて異なる視点や文化を理解することも大切です。その点でNewspicks for kidsは、このような視野を広げるチャンスを提供してくれるだろうと思います。

https://kids.newspicks.com/

ニュースを一人で読んで内省を深められるならいいですが、我が家の8歳はまだまだそんな段階ではなく…一緒に意見を交わしながら、読み進めています。この点でいくと、Newspicks for kidsがValueとして提供している「家族でもっと話そう、世界のこと。」はまさしく!ですね。(さすが)

私自身、考えは一人では熟成させるのが難しいと考えているので、一緒に会話をしながら、どんどん考える力が熟成するのでは?と思います。

つまり考える力を養うことは、必然的にコミュニケーション能力も身についているはずです。

8歳にはまだ難しいけれど、続ける理由

テレビニュースをつけていると、見たくない情報も入ってくるので、厳選されたネタ選びが難しいです。(わかる人、いますよね?)

そこで、私が取り入れたのが子ども新聞です。
8歳なのですべて読むには正直難しいのですが、自分で好きな情報を選んで読んでいるので、それはそれでアンテナがあるのでいいかなと思っています。

子ども向けの新聞は、子供たちの興味を引きつけるために、分かりやすく書かれていることが多いです。そのため、子供たちが自分自身の意見を持ち、情報を適切に判断することができます。(親の視点で情報を与えていると、アンテナが偏りがちなので意見を持って貰うことが難しい…)

親が執拗に問いを立てなくても、子供たちが自主的に考える力を養えるのがNewspicks for kidsのいいところ。自分の興味がある記事を選び、自らのペースで読むことで情報の整理や分析力を身につけることができるのです。

現実的ですこし悲しくなる…w

◆ ◆ ◆

私にとってのNewspicks for kidsは、楽しみながら学べるツールの1つです。

大人も引き込まれるような紙面デザインと構成は、さすが。読書から得られる学び以外に、今世界で起きている生の情報に触れることで、子供達とこれからの未来を対話できることが楽しいです。

詳細が気になる方は、是非公式ページをご覧ください!

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