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仕事で役立った【問題解決力を鍛える】ためのおすすめ本 3選


はじめに

本記事を読んでいただき、ありがとうございます。普段は、エグゼクティブビジネスデザイナーとして、企業の新規事業開発やサービス開発を支援をしているKATOです。年間200冊くらいビジネス本を購入して読んでいます。

今回【問題解決力を鍛える】ために、私が実際に購入して役立った本を厳選してご紹介します。

【問題解決力を鍛える】ために役立ったおすすめ本

①「問題解決の全体観 上巻 ハード思考編」- 中川 邦夫(著)

問題解決力を鍛えるなら、真っ先におすすめしたいのがこの1冊。著者は、東大、スタンフォード大学、マッキンゼー、会社経営というキャリアを歩んできた人です。

問題解決の手順として良く用いられる【空・雨・傘】について分かりやすい解説はもちろんのこと、この問題解決手順をさらに進化させた【解読・創案・評価・選択】が、すごく参考になります。

全体的に事例や図が豊富で、余分な文章もなく、理解しやすい解説。手元において、何度も読み返している本です。

優秀な経験ある経営コンサルタントが、惜しみなく解決の為の用法について、具体的に噛み砕いて、考え方を教えてくれているので、これを元に問題解決を繰り返せば、余計な寄り道をせずに問題解決の経験が積めるのであろうということで◎。

ある程度、経験を積んだ人でも、気づかされることはあると思うので、一皮向ける機械になるかもということで○。

そこそこ厚いけれど、色が多く、ページの使い方に余裕があるので、肩がこらずに読めます。

Amazonレビューより

➁「問題解決の全体観 下巻 ソフト思考編」- 中川 邦夫(著)

先ほど紹介した本の続編であり、ソフト思考に焦点を当てた一冊。問題解決にのぞむスタンスやマインド、プロジェクトの進め方について学べます。

上巻はハード思考、下巻はソフト思考について内容がまとまっており、ハードとソフトの両面を学ぶことで、再現性&精度の高い問題解決力を身につけることができます(理論を知っているだけで、問題解決できるものでもないので、やっぱりソフトスキルを学び、実践できるようになることは大事です)

上巻の型と道具も分かりやすくてすごい本ですが、下巻の思考様式と試合運びはもっとすごいです。これまで気がつかなかったことが、はっきりと体系的に説明されています。ここまで書かれ、成る程と思わせる本に初めて出会いました。
そして、型・道具と共に、これらの思考様式と試合運びがいかに重要なのかが良くわかりました。
文章や構成が工夫されているのでサラッと読めますが、読み返すほど味わいがあります。ともかく、目からウロコが落ちる感じです。
「仕事」と「作業」など、実践的な例が多く、明日からでも仕事の生産性が上がりそうな気がします。 

Amazonレビューより

➂「問題解決-あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術」-  高田 貴久(著)

問題解決するための手順は?と聞かれたときに、回答に自信がない人におすすめしたい1冊です。

「架空のビジネスストーリー」「解説」「まとめ(ポイント)」という構成で、具体を知って問題解決の理論やポイントを教えてくれるのがよかったです。

この本が教えてくれる「WHERE→WHY→HOW」の問題解決の手順は、どんな問題に直面しても汎用的に使えるものだと思いました。※2014年に発行された本なので、取り上げる事例が少し今の時代に即していないのが残念ですが、書かれている内容については、汎用的な学びが多いです。

架空企業における一事業部の問題をストーリーの中で解決まで導く。この本の面白いのは、各章が目次中、これからどこを学ぶかを明示し、上記ストーリーでまず理解させ、次にエッセンスを記述し、最後に学んだ事を1ペーシにコンパクトにまとめてある。
全体像は~で、これからここを学びますよ~。実例とエッセンスで理解できましたか?。では復習と定着のためまとめです~てな感じ。本の中身もさることながら、理解と定着にここまで配慮しているとは。評価が高い理由が内容以外の側面からも伺えます。

Amazonレビューより

ご紹介した本のまとめ

①「問題解決の全体観 上巻 ハード思考編」- 中川 邦夫(著)

②「問題解決の全体観 下巻 ソフト思考編」- 中川 邦夫(著)

③「問題解決-あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術」-  高田 貴久(著)

…最後まで読んでくださり、ありがとうございました。記事へのスキや記事のシェアをしてくれると、すごく嬉しく、次の記事を書くモチベーションにもなります。

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