「はろばろ田んぼ」の運営人

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収穫 脱穀作業 - 2022.10.30 / 発送準備 - 2022.11.6&10&13

10/30(日)、恨めしいほど晴れた日曜日。脱穀をしました。 二週間ほどハザ掛けして、天日に干した稲をハーベスターと呼ばれる機械で脱穀していきます。 昨年は、稲穂の束を送り込む速度が速すぎたからか、ときどき排出口から籾が吹き出して、田んぼにたくさん散らばってしまったのですが、ことしはそのようなトラブルもなく、全てうまく収穫できたようにおもいます。ただ、稲束からうまく脱穀されず、残ってしまった稲穂が結構の数あって、それらを抜き取って稲束を組み直し、再びハーベスターにかけるとい

    • 速報(flash) -ことしの収穫

      おはようございます。 きのう脱穀が終わりました。 まだきちんと計量していないので、俵数での概算値ですが、ことしの収穫量は昨年のおよそ2.5倍に近い数字になりそうです。 これもご協力いただいた皆さんのおかげです。ありがとうございました。 きのうは朝早くから日が暮れるまでてんてこ舞いの一日だったので、わたしが撮影できた写真は以下の一枚だけでした。近日中にはY国くんから楽しい写真がたくさん出てくるとおもいますので、しばらくお待ちください。 …とっぷり日が暮れてから運び込んだも

      • 稲刈り - 2022/10/15〜16

                  --- 連絡 --- << 脱穀作業は、10/30(日)に変更になりました。>>      << 午前9時に現地集合です。>> ようやく筋肉痛も治まりはじめましたので書きます。  稲刈り、無事に二日間で終えることができました。 まずは、稲刈りに参加していただいた方々にお礼を申し上げます。 射すような暑い日差しの中、朝早くから夕方まで、本当にありがとうございました。皆さんのご協力がなかったら、こんな短時間で終えることはできませんでした。  ことしは、

        • 稲刈りに向けてヒエ取り - 2022/10/8

           ヒエ取りに助っ人二人がきてくれました。 ヒエは、稲科の植物からか、稲によく似ています。(葉っぱの緑色がやや濃い)繁殖力が強く、田んぼの養分を吸い上げるので、稲作には大敵です。また、ヒエの茎は硬いので、稲刈り機が詰まる原因になったりします。  田植え以来、ずいぶん気をつけてこまめに取っていましたが、まだまだ残っていました。横浜と浦和から飛来した二人がたくさんのヒエをきれいに残らず抜き取ってくれました。おかげで、見渡す限り、どこにもヒエが見えない状態になりました。お二人さん、ど

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        • はろばろ田んぼ - 2022
          23本
        • わたしの疑問
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        記事

          台風14号

           日本列島の弓状を舐めるように台風14号が悠然と通り過ぎて行きました。 みなさんのお宅に被害はなかったでしょうか。  台風だけは、田んぼは全くなす術なく、ただ無事を祈るしかありません。 今回ずいぶん心配したのですが、おかげさまで田んぼの稲は無事でした。  田んぼの東側は微高地になっていて小屋が立っており、南側にはやや小高い山があって風を防いでくれました。台風が過ぎた後の吹き返しの西風で、いくらか稲は倒れ気味になりましたが、これくらいのことであればしばらくすれば立ち直ります。

          稲穂が垂れはじめました

          2022.9.11(日) 八月からいいお天気が続いています。昨年はお盆の頃に長雨が続いたので日照時間が足りず、稲の分蘖(ぶんけつ、根元から新芽が出て株分かれすること)が進ままなくて、だいぶひ弱な稲穂でした。刈り取りの頃にも、あまり「垂れて」いなくて、見るからに不作という状況でした。 ことしは日照時間が昨年よりも格段に長く、また草取りをこまめに行ったおかげもあって、穂に多くの実りをつけています。籾の大きさも昨年に比べてやや大きいような気もします。 ことしは、作付け面積を2

          稲穂が垂れはじめました

          稲穂の様子

          昨日(8/26)の稲穂はこんな感じです。花が終わり結実しています。  田んぼ南側の一帯に稗(ひえ)が多く、種をつけて飛散する前に駆除する努力をしています。この写真↓が引っこ抜いた稗。とても大きなもので、泥をたくさん掴んでいるので、重いの何の… 稗は稲科の植物で、稲にその姿が似ていて見分けがとてもむずかしい。田植え機で植えた間隔からはみ出た稗はわりと見つけやすいですが、稲にくっついて、あたかもその一部であるような「寄生的な」生え方をしている稗はヒジョーにわかりにくい…

          「泣く子と地頭には勝てない」

          この古い諺は、中世期鎌倉・室町期のもののようにおもわれますが、この「地頭」は近世期の旗本のことで、旗本の横暴ぶりを伝えています。 例えば、とてもひどい例として、相模国高座郡栗原村(現在の座間市東部)にあった町野氏は、高座郡や大住郡(いまの大磯のあたり)などに5,000石もの所領を持つ大身ででしたが、延宝年間年貢率は水田64%・畑47%で、平均年貢率は56%でありました。ところが、天和元年には平均年貢率は、63%, 同二年74%, 同三年73%, 元禄十年81% とどんどん上

          「泣く子と地頭には勝てない」

          田んぼの草取り(第5回) - 2022/7/23

          この日は不肖わたしは参加しておりません。お二人さん、申し訳ありませんでした。来年は草取りの全期間、滞在できるようにします。 先週に続いて第5回目の草取りです。前回までに、株間の間の草を三角ホーで取ったのですが、今週になってみると、またゾロ、草が繁茂していました。浮草がある箇所は日光を遮るし、水深の深いところは日光が届きにくいので、そういうところは草は少ないのです。反対に、水深が浅くて日光がよく届くような水面には草がわんさか生えます。 この↓草…水草です。 これが、去年田

          田んぼの草取り(第5回) - 2022/7/23

          田んぼの草取り(第3回&第4回) - 2022/7/16,17

          草取りを二日続けて行いました。田んぼはもう容赦なく草が生えます。 田植え機で植えてできる「条」は見事に等間隔なので、その条の間は除草機(ミニエース)を使って、"ダァー" っと草取りできますが、株間(田植え機の進行方向と直角)方向は、間隔は揃っていないし狭いので、三角ホーを使って手作業でするしかありません。 … 田んぼ用の「草取りルンバ」が出ないかな…庭の除草のための草取りルンバは既に発売されているみたいですね。 Turtill - Weeding Robot (solar-

          田んぼの草取り(第3回&第4回) - 2022/7/16,17

          田んぼの草取り(第2回) - 2022/7/8

          2回目の草取り。先週は暑くてかなわなかったので、今週は朝早い時間から取り組みました。天気予報では曇りだったのに、「あぁやっぱり….」青空が広がり、9時過ぎにはカンカン照り。鹿児島の天気予報って、最近ぜんぜん当たらない。  ミニエースの操作にもすっかり慣れてきました。疲れないコツはスピードです。先を急がず、少しゆっくり目で進んでいくと、時間は多少はかかるけど、楽にできるみたいです。ただ、ターンするには、このマシンを持ち上げてやらないといけないのでちょっと力が要ります。  田

          田んぼの草取り(第2回) - 2022/7/8

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          田んぼの草取り(第1回) - 2022/7/2

          彼は田んぼ歩くの上手だなぁ。スイスイ歩く。 わたしは脚が深くはまって、いちいち抜くのが大変。ミニエース(除草機)のスピードについていけなくなることがある。1往復すると、100mを全力疾走したみたいに息が上がってしまう。歩くコツがあるのかなぁ、 草はまだそれほど生えてはいなかったけど、きょうは除草機ミニエースの試運転。このミニエースを使って二人で草取りを頑張れば、coverage 9割以上はいくことがわかった。今度はもっと朝早く涼しい時間帯にやろう... 去年は、草取りのタイミングが遅れて、水草がたくさん蔓延ってて、そこをホーという小さな鍬でやったもんだから、ほんと大変だった。今年は、この新兵器の導入で、草取りがとても効率的にできるようになりました。 お玉杓子がたくさんいたよ。

          田んぼの草取り(第1回) - 2022/7/2

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          田植え (2022/6/25)

          田植えが終わりました。あさ家を出るときは、曇り空で比較的涼しい感じだったので「しめしめ、この様子なら大丈夫だろう」と喜んでいたのですが、田んぼに着いてしばらくしたら降り始めて、9時半ごろには土砂降りの雨に。  それでも楠さんと中筋さんは雨の中淡々着々と準備を進めてくれて、雨も小やみになった10時すぎには作業を開始。 田植え機には4人が乗せてもらって、実際の田植えを体験しました。田植え機というものを初めて間近で見たのですが、その精密な機構と確実な動作に感動しました。  田んぼの

          草刈り

          きょうは草刈りをしました。 エンジン式の刈払い機にもやっと慣れてきました。回転刃がとても鋭く、非常に高速に回転するので、とても神経を使います。疲れてくるとミスが多くなるので、キックバック(刈刃は跳ね返る)も起きかねません。適度に休み休みやらないといけないようです。 来週の土曜日は田植えです。 https://www.komeri.com/contents/event/15_bushcutter/

          はざ掛けにつかう「ウマ脚」

          稲束を天日干しする「はざ掛け」。様子が馬に似ているので、「ウマ」と呼ばれます。8本の脚を組み合わせて一頭の「ウマ」をつくり、稲束を掛けていきます。竹林に入って、手ごろな大きさのものを切り出して、作ってみました。二日で60本程できましたが、2反の田んぼからあがる稲束をすべて掛けるには、あと120〜130本くらい必要かな…

          はざ掛けにつかう「ウマ脚」