CA辞めて、メキシコで通訳始めました。＃１

私は踊ることが好きな一般人です。でも、気持ちはとってもダンサーです。ダンスのプロになることも一時は考えましたが、いろいろ悩んだ結果、社会人としてダンスを楽しんでいます。

2022-23年にやりたかったこと

CAを辞めた理由を話す前に私は2年計画でやりたい２つのことがありました。

１つは、ダンスの大会に積極的に出ること
そして、スペイン語を上達させることです。

器用貧乏で飽き性の自分が唯一続いているのが踊ること。仕事になれるまでは、あまり踊ってない期間もあるけど…それでも、踊ることで自問自答をしながら学んだことがたくさんあります。だからこそ続けるためにもアウトプットの場所として大会に出たいと思っていました。

スペイン語に関しては、バルセロナ留学中にB2クラスの途中まで受けていたけれど…自分がきちんと理解度できていない部分が多くあることを認識していました。（基礎知識も…）せっかく学校に行ってまで学んだので、ちゃんと「スペイン語を話せる」と実感できるまで勉強したいと思いました。
そして、スペイン語を学ぶことで歴史や文化、価値観が変わるきっかけになったので、引き続き続けたいと思いました。

CAを辞めた理由

CAという仕事は大変なことも多かったですが、自分にとっては天職だったと思っています。先輩や同僚、後輩に本当に恵まれて、たくさんいい経験をさせてもらいました。

自分1人では見れない世界をたくさん見せてもらえたし、おかげ様で人として成長をさせてもらえたことが山ほどあります。

ただ、好きなダンスをするにはいつも苦労をしていました。例えば早朝出勤なら前日の午後5時ごろには夕食をとり、9時前に就寝。深夜出勤なら、時差調整で睡眠コントロール。また、アメリカから帰国した日は10〜12時間寝ないと体が戻らないのが常でした。プロとして健康管理も求められるので、自分の好きなことに時間を費やすのに苦労をしていました。

例えば・・・土曜の夜に出かけたい音楽イベントがあるとします。
その場合
土曜と日曜に有休申請をして休みを確保が必須。

土曜だけの申請にしておくと…
シフトが決まった時点で日曜が早朝出勤の場合、出かけられない。
日曜だけにすると、
土曜が深夜に仕事が終わるスケジュールだと、そもそもいけない。
仕事はやりがいがあるけど…
私の場合は…ひとつのプライベートイベントに行くのに苦労をしていました。

とはいえ、仕事で学びや楽しみも沢山あり、プロ意識の高い人々の中で働くことは勉強になることも多かったので、なんとか両立できないかともがき続けたのが８年目です。

9年目に入って、少しゆったりと働きたいなという思いが出てきたのも正直ありました。仕事とやりたいことを続けられるように試行錯誤をしたものの、上の決定は絶対のサラリーマンですので、なかなか上手くはいかず。
結論からいうと自分の希望が叶いませんでした…

それに落ち込んでいたのが2月ごろ。ひとしきり落ち込んだ後、
「これは会社に頼らず、自分の力でどうにかしなさい！っていう神様のサインかな」と感じたのがきっかけで、転職をすることを決意しました。

メキシコに引っ越した理由

そんなきっかけから、密かに抱いていた
海外で働くという選択を検討するようになりました。
とはいえ、CA業務だと接客業には活かせるものの、自分が新たに何をしたいかわからず、求人を見てもあまりピンとこないものがほとんど。
いくつか、自分のスキルが活かせるものもありましたが、接客業は自分にとって楽しくもあり、ときには辛くもあり、少し離れて確認したいなとも思っていたので選択肢から外すことにしていました。

自分のやりたいことを改めて考えたときに、
スペイン語を使った仕事をしたいという思いに気づきました。スペイン語のレベルは十分でないし、苦労することが目に見えていたので、正直迷った部分もたくさんあります。ですが、求人を見ているとスペイン語を使うというだけで、興味があるものがあり、自分のチャレンジを実現できるかもしれないと感じたのがスペイン語圏に絞った理由です。

メキシコ転職活動

転職活動は日本でオンラインで実施でした。スペイン語圏でもメキシコは今、売り手市場なようで…本当にいろんな仕事がありました。
私の場合は日系企業が多く進出するメキシコでは、専用のエージェントがあり、ありがたく活用させて頂きました。
面接はオンラインで。最終面接まで２〜３回。会社によりますが、言語も日西で行うところと、日本語だけで行うところなどさまざまでした。
面接時間は時差の関係で朝7〜9時か夜の22時以降をリクエストされることが多かったです。私の場合は前日の勤務によって疲労度が変わり、早朝にすると…すっぽかすのが怖かったので、22時以降をリクエストしていました。

転職活動を始めて２週間で3社内定をいただきました。

後半へ…