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子どもの水の事故が増えてるが...

今年も川やプールなどの水の事故で
子どもが命を落とすケースが相次ぐ。

その度に、新聞などには専門家が
子どもから目を離すな、などと言う。

それはそうかもしれない。

だけど、夏休みなどの長期休暇に
親が四六時中子どもを見張るのは無理だろう。

それに、何でもかんでも親が
子どもに対して手取り足取りしてしまうのも
違うんじゃないかとオレは思うよ。

そうするとさ、子どもは自身で考えたり
色んな事を察知する能力が無くなる。

オレは個人的にはそう思う。

危険な場所、そういう所って
雰囲気っていうか、自分の直感みたいな
そんな感覚が働くはずなんだよ本来。

例えば川で言えば、川の流れや水の色
そういうのを見て、この先は深いなとか
そういうのってあるじゃん?

そういう感覚って、自らが経験したり
体感したりして覚えていくものなんだよ。

教わるもんじゃない。

いや、仮に教わったとしても
自らが体感するのには及ばない。

子どもの頃に体感するそういうものって
すごく大切なんだと思うんだよね。

近年は、夏休みとかでも子どもたちが
外で虫を取ったり公園や河原で遊んでる姿を
殆ど見かけなくなってしまった。

まあ、暑すぎて熱中症の危険もあるから
安易に外出できないってのが
今の夏にはあるから仕方ないけど。

長期休暇に、親が子どもから目を離すなっていう
専門家のもっともらしい意見は
ある意味子どもの自由を奪うことにもなるし
感性をみがく妨げにもなるような気がする。

子どもたちだけで何かをやるから
楽しいんじゃないかなぁ。

オレが子どもの頃はそう思ってた。
今は違うのかしら?

ちょっとした冒険を、友達や近所の子どもたちと
一緒にするのが楽しかったよなぁ。

親には、そんな事はいちいち言わない。
「遊んでくる」って言って外出するだけ。

そんな体験が、今に活きてるって
オレは思ってる。

子どもの命を守るのは、何も過保護に
すべてを見守ることじゃない
ってのがオレの意見だ。


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