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名著の抽象的な「知恵」を現実に落としこむ【『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』読書メモ】

基本情報

タイトル:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
著者:岩崎夏海


なぜ読んだ?

コロナ禍の2020年にて、「読んでいなかった過去のベストセラーを読んでみようキャンペーン」を行なった時に読んだ。

感想総論

第三者視点で叙事的に書いてる小説。名著に書いてある抽象度の高い「知恵」を現実に落とし込んでみよう!タイプの本。

読書メモ

・企業の目的と使命を定義するためには顧客と市場の観点から見ないといかん。
・顧客にとっての現実、欲求、価値を探るマーケティング。
・働きがいには、責任が必要で、そのために①生産性の仕事、②フィードバック情報、③継続学習。専門家の通訳をするマネージャー。
・人の強みを生かす。専門家である分野で活躍させる。
・成長と変化もしないとなので、イノベーションすなわち新しい満足を生み出すことが必要である。
・イノベーションは組織の外にもたらす変化で、尺度は外への影響である。
・成果とは打率。優れているほど多くの間違いをおかすが、新しいことを試みる。
・組織の規模には最小最大の限界がある。地域社会との関係において行動の自由が制約されて意思決定が妨げられるなら規模が大きすぎる。
・努力でなく成果に目を向けさせるべきで、この精神を維持するための最も有効な管理手段は人事。
・真摯さが絶対。

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