人見知り世界選手権で勝つ方法
万が一、人見知りを誰にもバレずにやり過ごす選手権があれば間違いなく、私はブッチギリで優勝するだろう。
初対面でも、目は泳がないし、言葉に詰まることも、相手の様子も伺ったりはしない。
会話も明るい。
でも内心は、ジェットコースターから転落するほどスリリング。急降下、真っ逆さま、無事に不時着!脈拍数。
でもね、これは少女時代から身に着けた私なりの技法で、若かりし頃には目は泳ぐは、冷や汗は出るはで心臓の高まりも穏やかではなかった。
私こそ本当に、接客業に向かない人間であると思う。
会ったその日に仲良くなれる、直ぐに連絡先を交換する、また会おうと次回の約束をする。これ、全部優勝者の技の数々。
本当は人見知りをしているのです。初対面のお客さんとは、実はなかなか話だせない。
誰に言っても信じてはくれないけど。
だから「人見知り選手権で優勝する」のだ。
今でもその人見知りは続いているのだけど、どうやって、それをやり過ごしてるのかというと、まあプロの技はただでは教えられない。と言ったところが本音。
講演、セミナー、教室などオーディエンスが多くなればなるほど優勝者の素質が溢れ出てくるのさ。凄いでしょ。
まあ技の披露は次回は有料だとして、ひとつポイントをご紹介しましょう。
① 人には人のテリトリーがある。この範囲内に入られるとグッと構えてしまう距離。なんとなく分かりますか??人によって狭い人、広い人がいます。
相手がどう思うのかは別として、その人の範囲内にゆっくりとしたリズムで足を踏み入れること。今は、コロナであまり距離を近づくのはできないのかもしれないけど、これ、かなり有効。
「うわ!、ち、近い!」と相手をキョドらせている間に、自分の心を落ち着かせる。相手がキョドると先手必勝でこちらが落ち着ける。
驚くかもしれないけど、これ本当なんです。
番外編では、ちょっと変わった人、変な人、それでいてなんか嫌味があったり、攻撃性のある人には、
その人より「もっと変な人になること」
「変人より変人」
あまりやりすぎると、必要以上に気に入られてしまうから気を付けてくださいね。だから、私の周りには、変わった人、変な人、攻撃性のある人、スーパー人見知り大先生、など個性溢れる人ばかりが寄ってきます。
楽しいですよ、人見知り人生は。
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