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脳裏整頓

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脳のアイデアをなんとなく形にしたものをこちらにまとめさせて頂いています。 相変わらず生産性はありません!
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#スッキリ

脳裏整頓 小説 vol,11

脳裏整頓 小説 vol,11

感覚と価値「あっちい。」
「そうだね。」
「なんでせっかくの夏休みに学校なんかに行かなきゃいけないんだよ。」
「それは青くんが赤点なんてとるからでしょ。」
「マジレスやめて。」

8月上旬 青くんは補習、僕は美術部の課題で学校に行った帰り道。
いつもと変わらない日常。

「そういえば、今日朝テレビで戦争についてやってたな。」
「まあ八月だもんね。」
「そうだな。」
「僕はなんか苦手なんだよね。」

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脳裏整頓 小説 vol,09

内側の言葉

わからない事があって、その事を誰にも聞けなくて。
もちろん、友達作りや周りのコミュニティーへの参加が苦手な私にも原因はあるのかもしれない。
だけどだ。
それで連絡ミスや出席忘れをしてなぜ不真面目だと、常識が無いと怒られなければいけない。
なぜ寛容的になれない。
ふざけるな。
自分でもミスを犯していることは反省している。
ミスを犯していることは。
なのに、そこに輪をかけてくるな。
ムカ

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