美容と健康にもいい菊を食べよう

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが生きがいの、
ひらさわあけみです。

昨日は、重陽の節句でした。
「菊」を料理して食べた方も多いと思います。

重陽の節句について、詳しく知りたい方は、
こちらの記事を参考にして下さい。

https://note.com/lemonbalm/n/nc5eabf5822e9

食用になる菊の花は、
黄色の他にも白や紫などがあります。

見栄えの点から、
黄色のほうが多く使われている印象を受けました。

苦みがほとんど感じられず、
ほんのりとした甘みと、香りが特徴。

カロリーはそれ程ないのですが、
ビタミンやミネラル類が多く含まれていますし、
香りはリラックス効果があります。

美容にも良さそうですね。

そして、食材の腐敗防止効果もあるとのこと。
お刺身と一緒に出てくるのは、
彩りがいいからだけではないのです。

せっかくですから、この時期にたくさん食べておきましょう。

今回は、
黄菊と菊菜のおひたし
の作り方を紹介します。

菊菜は春菊のこと。

関西のスーパーでは、春菊と同じものが、
菊菜として売られているそうです。
面白いですね。

京菊菜の場合は、葉っぱの形や香りが若干違ううらしく、
別物かもしれませんが、
一般的には、菊菜=春菊という認識です。

材料
黄菊 多め  菊菜(春菊) 一束 
かけ汁 (だし汁、お酒、しょうゆ)

柔らかな菊菜の葉をきれいに洗い、
食べやすい大きさに切ります。

塩をひとつまみ入れた熱湯で、
さっと湯がきましょう。

黄菊の花びらを多めに用意します。
→ 食べたいだけどうぞ。

こちらも、
菊菜と同じように熱湯をくぐらせます。

両方ともキュッと絞ります。

混ぜ合わせて、
こんもりと山型になるように盛り付けましょう。
やや深めのお皿にのせると、見た目が良くなります。

そして、
だし汁、お酒、しょうゆを合わせたかけ汁を注ぎます。

→ 私の場合、お酒は少なめで、しょうゆを多めにしています。
自分好みの味に調節して下さい。

色と香りを楽しむものなので、
茹ですぎないようにするのが、ポイントですね。

このおひたしは、
菊の鮮やかな黄色と、春菊の濃いみどり色を
両方楽しむための料理です。

生命力を感じさせる、力強い色。
シャキシャキとした食感。

黄菊の甘みと春菊の苦みを、
おしょうゆ味のかけ汁が、
柔らかく結びつけてくれます。

炊きたてご飯にぴったり。

シンプルですが、
食べやすくて、身体がすっきりするような味わいです。

秋の食卓を楽しんで下さいね。

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