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自分の中の「ヒーロー」を呼び起こす。

小さい頃、あなたはどんな子どもだっただろうか。

よく笑っていただろうか。よく泣いていただろうか。

僕は小さい頃

自分の中に「ヒーロー」がいるものだと思っていた。いや、自分自身がヒーローになりたかったのだ。

ガオレンジャー、ウルトラマン、仮面ライダー。

カラオケで何回も「仮面ライダーアギト」の曲を歌うくらい、僕はヒーローに憧れていた。

それはまだ小学校だから良かったのかもしれない。

だが、僕の厨二病のような感性はつづいていく。

高校の授業中、よく僕は右手を見ていた。

何か、この右手から特殊能力が生まれないか、期待していたからだ。

小学校から『週間少年ジャンプ』の大ファンで。

特に、ONE PIECE、僕のヒーローアカデミアが大好きだった。

どちらも自分の個性(能力)がある。

自分が能力を手に入れるならどんな能力がいいか。よく友達と話したものだ。ちなみ僕はONE PIECEでいうと「ヒエヒエの実」、僕のヒーロアカデミアでいうと「創造」がいいかな。

そんなことを言っていると、知らない間に20代になり、知らない間に社会人と呼ばれる「大人」に所属するようになった。

うーん、やばい。

僕の師匠は「クレヨンしんちゃん」だってのに。

子どもであることは少しずつ隠さなくては。

そんなことを思いながら、最近改めて「僕のヒーローアカデミア」を見返した。

やっぱりこのアニメはいいな。と思う中で、本当に僕の中には「ヒーロー」がいないのか、考えた。

考えた結果、多分『いる』という結論に達した。

たぶん、いるのだ。そして、あなたの中にもおそらく、いるのだ。

では、その「ヒーロー」はどんな人物なのか。僕は名前をつけた。

リトル森本

うん。わかる。

今あなたの声が明確に聞こえてきた。

「ダサい」

わかるよ、最近よく似たような名前のディズニー映画のCMが流れてるし、影響されているのもわかるけど、そこは許してくれ。

僕の中での「リトル森本」は小心者だ。

人見知りをするし、手を挙げて店員さんを呼ぶことも苦手である。

でも、僕の中の「リトル森本」はとてもやさしい。

困っている人がいたら助けたくなるし、泣いてる人を見ると、一緒にいたくなる。頑張っている人を見ると応援したくなるし、何より身近な人を大切にしたくなる。

そして、僕の中の「リトル森本」はささやく。

「大丈夫だ」って。

初めての挑戦とか、行ったことのない街に行く時とか、経験したことのない失敗をした時や、勇気が出ない時。

そんな時に、彼は僕を勇気づけてくれるのだ。

僕にとってのヒーロー。

あなたにも、きっといるはずだ。

そいつはとても小さいかもしれないし、もしかしたらとても大きいかもしれないけど、勇気が出ない時は思い出して欲しい。

大丈夫。リトル森本がいるって。

もちろん、名前は変えてね。笑

だから、今日もいきます。

明日は日曜で、もう直ぐ来週がやってくるけど、やったろうぜ。

元気で、乗り越えていこ!

From.空調の効きすぎた喫茶店にて。


ではまた。


今日僕が影響を受けた「推し漫画・アニメ」はこちらです。


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