to-ma

つぶあん派の哺乳類です

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最近の記事

3.

毎朝すぐに犬のおなかの動きを見た。 君が息をしているか確認することが日課になっていた。 よかった、よかった。 10月、自分は風邪を引き高熱を出した。 その間に寝たきりの君も駆け足で老いて行ったのだろう。 たった1週間後。君は虚ろな目をしていた。 声をかけても反応しない、大好きなバナナも口にしない。 そうなんだね。頑張ったね。 珍しく家族がそろった休日。 秋祭りで外が賑やかな中、朝の散歩に出かけた 大好きなおばあちゃんにあった 友達の犬にも出会った。挨拶してくれた。 散歩帰

    • 2.

      車椅子を改造して横向きでも乗れるようにした。 君が散歩が大好きだったから。 車いすを壊すくらいやんちゃ坊主だったから。 家で壁だけ眺めて逝くなんてそんなのあんまりだ。 余計なお世話な日もあったかな、ごめん。 体調が大丈夫なら出来るだけ、元気な頃と同じように朝晩2回。 好きだった場所で立ち止まると鼻をヒクヒクして、表情も楽しそうに柔らかく見えた。 でも、可愛そうかわいそうとよく言われたよね。 おじさんから「お犬様だ」と笑われ。 子供から「消防車みたい」と喜ばれた。 昔、大

      • 1.

        この金木犀の季節。君を送り出して3年目。 もう寂しくないと言えば嘘になるけど。 君が夢に出てきたので、気持ちの整理として。 「変性性脊髄症」 ボール遊びをしていて足がもつれることが増えて 病院で診てもらったのが始まり。 老化とは違う、違和感。 足からゆっくり3年かけて麻痺が進んでく。 歩けない・体も起こせない・鳴けない ご飯もうまく食べれれず誤って口を噛んで出血 排泄困難・ストレスで噛みつく そして最期は呼吸ができなくなる。 11歳。人でいうと60代。 先生に長生きさ

          瀬戸の夕凪。

          瀬戸の夕凪。

          思い出の中のその怪物は

          記録として残そうと思って、1ページ 人喰いの大鷲トリコ 『ICO』や『ワンダと巨像』を手がけた上田文人が監督・ゲームデザインを担当したアクションアドベンチャーゲーム。上田の監督作としては11年ぶりの完全新作となる。プレイヤーは「少年」を操作し、「トリコ」と呼ばれる人喰いの大鷲と協力して「大鷲の巣」と呼ばれる谷からの脱出を目指す。 『ウィキペディア(Wikipedia)』より 遊びたくて7年待った好きなゲームのひとつ。 特殊能力があるわけじゃないが、腕力はすごい少年を操作し

          思い出の中のその怪物は

          トナカイの蹄はカッコイイ

          昔っから図鑑っ子。 ツノの生えたクジラがいる 水の中に住むカマキリがいる 羽化するセミの綺麗なキミドリ色 なぜその姿なのか?どんな生態か? 葉脈まで再現した完璧な擬態。 幼虫から成虫への完全変態。 図鑑は大変魅力的な本でした。 おかげさまで今では 道端で見かけるあの虫や鳥の名前 少しだけだけど鳴き声でも 何となく分かるし、見つけると嬉しくなる。 ツバメが飛べばそろそろ暖かくなる ツクツクボウシが鳴けば夏も終わり …なんて、季節まで感じる。 これっぽっちも気づかなかっ

          トナカイの蹄はカッコイイ

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          Lucas the Spider - Polar Bear

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          ばんごはんのかおり

          夕暮れ、黄昏時、マジックアワー 夕方から夜が来るまでの僅かな時間 藍、朱、桃、藤色、いろいろ。 頭から先まで空の淡いグラデーション 気味が悪いほど赤黒いあの空。 スマホのカメラじゃ収まり切らなくて 一瞬立ち止まって色を目に焼き付ける あの青もよく見れば色んなアオの集合体で どこまでも深くて透明で 探すほどドキドキざわざわして。 あの空間が大好き。 暖かくなったなあとか 日が長くなったなあとか ふわふわ浮かんでくる ただ逢魔が時とも言うからね。 気をつけて、帰らなきゃ

          ばんごはんのかおり

          上下のあごをつなぐ筋肉が好き

          上下のあごをつなぐ筋肉が好き

          いつもどおり

          道で同じ病の犬に会った 変性性脊髄症。 そのコーギーも後脚が不自由で歩けない けど本人からしたら 「もう後脚動かないから前足使うわ」ぐらいの問題だって、病院の先生が言ってたっけ。 弱った姿を可哀想に思うのも 美味しいステーキ食べたかった 一緒に山や海に行きたかった もっとボールで遊びたかった 最期に後悔するのも飼い主である人間の方。 確かにそうだ。 逆に犬の方から心配される。 大丈夫ですか?早くご飯下さいって…笑 だから自分も犬との2ショット写真を1枚撮ってある。うち

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          知的書評合戦(強そう)

          好きな事を人に言葉で伝えるのは 簡単なようでとても難しい。 ビブリオバトルに聞き手側で参加しました。 本の紹介をしていたはずなのに 感想を伝えてくうちに「発表者自身の考え」だけ前に出て、 肝心の本はおいてけぼり。うん、難しい。 自分が発表者だとあらすじ感想後に 「えっオススメ部分ソコ?えっ?」 なーんて言われそう。 意見感想聞かれた時の「私も○○さんと同じです」の流れが嫌いっ子だったせいもあるのか、いろんな角度から見ようとするせいで… いろんな意味でずるずるズレそうです

          知的書評合戦(強そう)

          並んだドーナツは可愛い

          ↑パンのこんがり焼けた色が好き。 もう3.4冊目くらいになるのだけど その日にあった小さい出来事や 食べて美味しかったものを イラストや文字で手帳に残してます。 雪が降った、風邪をひいた チーズケーキが美味しかった 去年も同じ日に島に出かけた やっぱりあのチーズケーキ美味しい (また食べてる) 読み返すとこんな事あったんだ〜って その時の自分がぼんやり見えるのが タイムカプセルみたいで楽しいから。 今年は無印手帳です。 余白が多くて良い感じ( ´v` )

          並んだドーナツは可愛い

          時間が解けるから危ない

          予定より2~3時間待ち時間があれば 本を読みに図書館に籠るのが最近のマイブーム。 雑誌も読めるし生き物図鑑も広げ放題。 しあわせ~ そこで見かけた表紙があまりにも気持ち悪くて。 何かを大事そうに抱えるドロドロに溶けたヒト。 ゾッとひかれて最近読んじゃった本。 「人間に向いてない」黒澤いずみ 「異形性変異症候群」人が異形の姿に変わり果ててしまう難病。「虫」の姿になった息子を母親は愛することができるのだろうか? といったホラーSFぽいおはなし…じゃなかった。 子供を

          時間が解けるから危ない