【8月】エンタメ月報〜夏休みはしこたま視聴タイム〜
1週間超の夏休みがあると、普段どうしても後回ししがちなことがじっくり時間かけてできるのがとんでもなく嬉しいです。
その現れがこちら。
日々、労働に時間を取られてしまっている人間に1週間という自由時間を持たせてしまうとこんなことになります。
どこから話をしていきましょうか?
●本当のところは誰も知らない:「流浪の月」
少女誘拐事件から数年後、誘拐犯となってしまった青年と被害者とされた主人公が再会してまた繋がっていく物語…なんですが、外野が静かに2人を繋がらせてくれないところが映画化されてもなんとも複雑な気持ちになる作品でした。
そもそも誘拐事件の中心人物となってしまった2人をそっとしたい気持ちと静かに繋がせてしまってもいいのかの気持ちが対立します。
2人それぞれが事情を抱えている中でも純粋に一緒にいるだけで自由になれているのか、それとも2人でいなければと盲目になってるのかも張本人でなければブラックボックス行きです。
原作読後感のようなハッピーエンドとは言い難い感情を久しぶりに思い出した映画でした。
●やっぱり「俳優:松村北斗(SixTONES)」が気になる
以前も書いたんですけど、やっぱり気になるんですよね。
TBSドラマ「西園寺さんは家事をしない」で板につきまくったシングルファーザー役を好演しているから尚更、彼のでてる作品観れないかな〜と探してました。
恋なんて、本気でやってどうするの?
ノッキンオン・ロックドドア
そして息を吸うように観てしまったわけです。やっぱり「その世界線にずっといたでしょ???」と思いたくなるような世界観への溶け込み具合に脱帽です。
爆モテ男と「癖」しかない不可解担当の探偵と全く交わらない人物なのにどちらも松村北斗が演じてるなんて思わんのですよ。そしてどちらも誰彼にでも見せてない本心を平然と隠してたなんて分からんのですよ。
当然のことながら「西園寺さんは家事をしない」の楠見くんであっても全く違う顔しか見せていないので、あの世界観への浸透力の凄まじさを実感してます。ほんとにすごい。
●二世帯に挟まれる0.5に松田龍平が収まるわけがない:「0.5の男」
ほんとに0.5の男じゃないと思ってましたよ。「ほんとかよ〜」と思ってたら、松田龍平が本当に「0.5の男」でした。
実家の建て替えとともに二世帯住宅となった立花家には、自分の城を築いて引きこもってる兄の雅治がいるんです。
その雅治が、「大豆田とわ子と三人の元夫」で生きてるだけで爆モテ男を演じた松田龍平なんですよ。びっくりしましたが、爆モテ男の影もなく見事に訳ありながらマイペースに生きてる雅治がただそこにいるんです。
二世帯住宅だけれども、雅治の存在をいれて2.5世帯家族として再出発した立花家の日常が描かれます。描かれる日常の中に少しずつ雅治が部屋に閉じこもらなくなり、妹家族とも距離を縮めていって景色が変わっていくんです。
景色の変化は雅治だけでは訪れませんでした。雅治の周囲にいる妹家族や両親もそれぞれ改まってきたからこそ変化していったんですよね。どこかの街にいそうな家族の日常を5話分切り取ったような作品だったので続編がみたいです。
それと最終話の最後が「そんな感じで撮影してたんだ!?!」と裏側が見れたのが強烈でしたね。どうやって作ったんだろ…と視聴終わりにぼーっとしてしまいました。
●8月分の感想書いたnoteたち
「鉄は熱いうちに打て!!」を心に刻んだのとこれまで全然月報が追いついてないのを踏まえてちょこちょこnoteに観た作品を残してきてました。
8月のように余りある休みを使って思う存分観てると全然収まらないんですよ。今後もこのスタイルでいけたらと思ってます。
・ラストマイル
・大豆田とわ子と三人の元夫、そしてバトンは渡された、海のはじまり、西園寺さんは家事をしない
・しょせん他人事ですから
・地面師たち
・ごきげんになる技術
・存在の耐えられない愛おしさ
🎐🎐🎐
やっぱり夏休みは正義ですね!!
ずーーーーっと「あとで観るリスト」に入れっぱなしになっていた作品を観れたり、気になったものをそのまんま再生ボタン押したりと満足いくほど堪能できた8月でした。
どうしても視聴しよう!となると時間の確保と体力と気力が満タンであることが大事なんだなを気づかせてくれた次第です。
長期休みがあればなんぼも堪能できると知ったので、普段の生活でせかせかしなくとも休みを利用してこれからも楽しみます!
気になる書籍📖を購入させてもらってnoteで更新もしくはnote執筆で訪れるタリーズ☕代として使わせていただきます😋