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「出演・松村北斗」が気になる

「出演・松村北斗」が気になった4月終わり。これまでYouTubeとラジオを通してしか知らなかったんです。

なので、Amazonプライムで「ライアー×ライアー」をふと観始めたら「なんだこれ!?すご!!」と前のめりになっておりました。

こちらのnoteでも書いてるんですが、本編でやっと彼女になった人に振られたショックを引きずって憔悴した演技が個人的にえげつなっ!となったんです。

悲しみ苦しみ通り越した絞り粕みたいな表情が忘れられなくて、5月に松村北斗さんが出てる作品を2つ視聴した次第です。

・xxxHOLiC
・夜明けのすべて

全然まだ見切れてないんですけど、「その世界で生活する住人」感のある溶け込み具合がすごいな〜と観てました。

個人的に「xxxHOLiC」は最高キャストに最高演出なのでせめて3部作で観たかった!!!と思ってます。あの世界観であの百目鬼静を演じるプレッシャーて計り知れないんじゃ…??と観ながらドキドキハラハラ勝手にしてましたが杞憂でした。

まじの百目鬼静でした。

どっしりとした佇まいと凛とした弓を引く姿。知ってる松村北斗さんは全然いなくて、百目鬼静でした。

ひとつにまとめるにはなかなかそれぞれのキャラクターの深堀りは難しいところがありましたが、その中でも「百目鬼静がおる…!」と思わせてくれたことに拝んでおります。


それと「夜明けのすべて」は映画作品であると理解しつつも演じていることを忘れるくらい山添くんと藤沢さんの日常を切り取ったように感じたのはインパクトでかかったです。

パニック障害を持つ山添くんとPMSに悩まされる藤沢さんがふとしたきっかけでただの同僚から特別な存在になってく過程が描かれます。

作品自体、どでかい時間が起こるわけではないです。山添くんと藤沢さんのある日常を観せてもらってるようなそんな感覚になりました。けれども、そんな日常の中ですこしずつ行動や言動、表情が変わっていくんですよね。

エリート街道進んでやるぜ!だったのにある日突然パニック障害になってしまってだれとも交わろうとせずに黙々と仕事をこなして帰るだけの生活だった山添くんが藤沢さんとの関わりから少しずつ少しずつ、自分で決めてた世界から外に歩きだしてく姿が印象的でした。

日常ではあるもののこの少しずつ少しずつ変化していくのを表現するってなかなか難しいんじゃないのかな〜と思ったりしてたんです。

同じ世界線に山添くんがいるように思っちゃう日常感は続くけれど、序盤のツンケンした山添くんがいない感じ。

繁忙期でヘロヘロささくれ立ってたところだったので、やさしくて穏やかな作品に出会えてよかったなと思ってます。


とにかく「居る!!!!」てなるんです。
まだまだ作品を追えてないところはもちろんあるんですが、益々気になってくる「出演・松村北斗」でした。

隙間を縫って今後、「ノッキンオン・ロックドドア」「恋なんて、本気でやってどうするの?」は観る予定です。


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