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『スマートシティ法』。これからの未来は現代人が作りあげる時代に突入。コロナの裏で起きていたこと!

2050年に向けての『ムーンショット目標』にかけて、この先どんどんと進化・変化していく【社会・生活、そして現実】。前に『ムーンショット』について書いたが、いよいよ時代が進み出した。

興味がない人もよくみて欲しいが、個人的には賛成派・容認派なので、もし批判的なご意見があればそれはそれで受け止めたいので予め了承頂きたい。

改正国家戦略特区法

新型コロナウイルスの感染がメインの報道の中で、政府プロジェクトが、すすすっと動いた。国家戦略特区法の改正案が可決。
2019年の通常国会で廃案、昨秋の臨時国会では見送り、「3度目の正直」。
日本中の名だたる企業が数年前からスマートシティ構想に着手。

そう、官民の壮大なプロジェクトはすでに動いているのだ。でなければ、『5G』なんて言わないだろう。『5G』を耳にしたのは、いつ頃か、思い出して欲しい。

”世界のトヨタ”は社長が車を作らないと言うもんだから、これまでの社会や生活が一変していくのは間違いない。もちろん急には変わらず、徐々にそのスピードが加速していく。

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どんな世の中になるのか

そもそも、どんな世の中を目指しているのか。それを理解しよう。メディアはどうしても批判的なこと(視聴率が取れそうな、世論を集めそうな)を題材にすることがあるが、正しい現実をまず見よう。

スーパーシティって???

内閣府が20年3月に公表した構想案によると、

①「移動、物流、支払い、行政、医療・介護、教育、エネルギー・水、環境・ゴミ、防犯、防災・安全の10領域のうち少なくとも5領域以上をカバーし、生活全般にまたがること」

②「2030年頃に実現される未来社会での生活を加速実現すること」

③「住民が参画し、住民目線でより良い未来社会の実現がなされるようネットワークを最大限に利用すること」

という

3要素を満たす都市

とされている。

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上記は、内閣府が発表している将来像だ。

ポイントになるのは、『データの取得と利活用』。

これが一部では、プライバシーが!っと騒がれている問題になっていた。が、個人的には騒ぐのはもう遅いと思う。

すでに、スマホの普及から10年。同時にSNSも広がり、個人が持つ情報は携帯本体ではなくクラウド上にほぼある。俗に言う『GAFAM』がほとんどの日本人のデータを持っているだろう。

私たちは気づかない内に情報や趣味嗜好、考えなどがデータとして集めら令和、それをサービス改善につなげてより活用しやすく、情報を集めやすく、世間の目に触れるようになった。


15年ほど前までは、SNSはほぼ普及していなかったので、ここまでいろんな人とつながったり、Amazonで欲しいものをパッと買えたりはしなかったと思うがどうだろう。

それが、『データ』だ。

情報化社会と言われて久しいが、それはこちらから必要な情報を見に行くだけだったはずだ。今はどうだろう。Yahoo!のトップページを開くと、最近自分が閲覧したモノやサービスが表示されるはずだ。

疑問に思わないのも無理ない。

私たちは”受け身”の社会でここ数十年過ごしてきたから、”当たり前”になっているのだ。


数年前までは、”現金主義だ”と言っていたラストサムライも、今ではスマホ一つでキャッシュレス決済。

勉強などは、参考書を広げるのではなく、タブレットでe-ラーニング。

電気は検針票はポストに入れられるが、スマホアプリで見れる。

銀行に行かなくても、アプリで振り込みもできる。


どうだろうか。

いつの間にか私たちは、来るべく時代に向けて、知らず知らずの内に、さほど疑うこともなく、『データ』を常日頃使っている。だから、詐欺が横行するのだ。もちろん犯罪する方が悪いが、ネットリテラシーは高く持っておくことに越したことはない。


信号機、電信柱、駅、日本中のあちこちにカメラが設置されているが、スマートシティではそれに【AI】の技術も加わる。人の顔を認識するのだ。これは現在すでに活用済のところもある。以前書いたが脳ミソは早く”オンライン”にした方がいい。コロナの裏で、ここ数ヶ月でずいぶんとネットが普及し、一般人が情報を発信し、子供までがオンライン授業をする時代になっているのだ。元どおりになるはずがない。それが前提として・・・・

MaaS(マース)について

MaaSの概念については、詳しい記事があったので貼り付ける。
こちらの記事を参照
基本概念が変わる。

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これまでは、どこかに移動する場合は、手段をこちらが選択し選ぶことが当たり前だが、アプリで一括で管理できるようになり、利便性が高まる。
例えば、今後は一層、高齢化社会になる。(以下上記HPより)おじいさんが孫に会いに出かけるとしよう。おじいさんはMaaSアプリで経路を選び、予約、決済する。指定した時間になって玄関を出ると、自動運転の乗合タクシーがやって来る。乗りこんで駅まで行き、地下鉄に乗って目的地に着くと、自動運転の乗合タクシーが待っている。つまり、自宅から目的地まで、ドア・トゥ・ドアの移動がスムーズ、かつ安価にできるようになるのだ。
ここで問題になるのは、おじいさんがアプリを使いこなせるかどうかだ。
ん?????この仕事私がしようかな。

他にもある。
たとえば、サッカーを観戦するためにスタジアムへ行くとき。いまでもアプリを使えば自宅からスタジアムまでの最適経路と利用すべき交通機関、所要時間や料金などを簡単に知ることができるが、MaaSではこの検索機能にプラスして予約や支払いも、スマホなどの端末を使い、まとめてできるようになるということだ。

ただ、同時にVRも普及するので、”現場”に行くか、”現場を体感できるデバイス”を活用するかの選択をしなければならないと思うが。。。

如何であろうか。非常に便利になると個人的には思っているが、データの活用においては賛否両論だろう。私は政治家でも、科学者でもなく利用者なので何も出来はしないが、だからこそ、正しい知識や何ができる?などの情報は、やはり、積極的に自ら動いて手に入れないと何も進まないということだけははっきりしている。
人類は、これまでに何かと引き換えに利便性を手に入れて成長してきた。

新時代はもうきている。

ではまた!


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