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『ムーンショット』未来に向かう【日本人】の誇りを忘れない。※本記事は2020年4月に別垢で掲載したものです

聞き慣れない言葉だろうし、最近知った方も多くいるだろう。基本的に、日本人はカナ文字に”すぐに反応”できる人と、”一瞬避ける”人が存在する。

『ムーンショット』を端的に、私の言葉で説明する。

〔アニメや漫画でみた世界、”いやいやこんな事(社会)ありえないし、二次元でしょ?”と感じていたことが、実際に目の前におこるから、今のうちにその実現に向けて、みんなで意識高めあおうぜ!〕だ。

40年ほど前。自動車電話というのが発明された。名前の通り、自動車の運転席横に、受話器と本体がコードで取り付けられていたモノだが、それがわずか10年ほどで小型化が進み、今の携帯電話に進化した。その更に10年後、2000年頃には、カメラ付カラー液晶、インターネット接続、更に10年後スマートフォン・・・など、概ね10年単位で技術が進化している。

2020年。世間はコロナのニュースで意識が持っていかれた人もいるかもしれないが、通信会社がこぞって『5G』をスタートさせた。詳しくはこちらを一読してほしい。

実は3月の月末にはスタートしたサービスだが、すでに国や通信会社はその次の『6G』の開発に向けて動いている。もうここまでくると、スターウォーズやアベンジャーズのような社会が一気に現実になると理解してもいいだろう。

ムーンショット』は内閣府のHPで発表もされているが、AI(人工知能)、Iot(モノのインターネット)、クラウド、VR・ARなど、言葉は知っているが、実際に何ができるかを享受している人は少ないと思う。これらの技術を用いて、少子高齢化の社会で様々な制約から解放された社会の実現を目指すことがこの『ムーンショット』※PDFリンク だ。

目標がいくつかあり、

①誰もが多様な活動に参画できる社会
②病気を未然に防ぐ
③人とロボットが共生する社会
④Cool Earth & Clean Earth の実現
⑤ムリ・ムダ ゼロの食料供給
⑥社会を大きく変革させる汎用量子コンピュータを実現 

SDGSともリンクしているから、分かる人にはすごく分かりやすいだろう。

私が言うのもおこがましいが、これを見ている人は相当”感度が高い”。脳のチャンネルを”オン”にしてこれを見ているからだ。多分、ご自身でも気づいておられるだろう。一方で、この手の話をスルーパスされる方も実際には大勢いらっしゃる。これが悲しいかな現実だ。

どうしても、戦後の教育で右へ倣えが当たり前だと思っている(みんなと同じじゃなきゃいけない)的な感覚。これは行動心理学上、人間が属する『集団』の心理が働くからだ。みんなと同じでいたい、『同調』の心理や、雰囲気を壊したくない『集団思考』が働いていると言える。

これは、社会的動物である人間という生き物にとって仕方のない事だ。

おそらく、横文字も周りが使い出せば自然に慣れてくるだろう。

スマートフォンなんかいらない と言っていた人が、今やツイッターで呟くような時代だ。それは時代がそうさせたとも言えるだろう。

 だからこそ、人はそういう生き物だと予め理解した上で、否定せず受容し、誹謗中傷のようなことをやめて、脳を”オン”にして自分が何をすべきか、何ができるのかを十分に考えることができる、今の自粛要請期間ではないだろうか。

元の生活は二度と戻らないだろう。

だからこそ新しい社会を、新時代を作るために、今を生きている我々が、次世代の日本を担う人たちにとってできること、それを精一杯伝えながら、未来を作っていく。

『ムーンショット』の目標は

『Human Well-being」(人々の幸福)

である。


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