同じ絵本を毎日読むこと。意味はある!大あり!! 絵本『そらまめくんのベッド』
絵本で子育て、自分育て。
多くの方にお読みいただけると嬉しいです◎
さて、先日から、
長男に、次男に、長男に…リクエストされ、
連日読んでいる、コチラ↓↓
ネタばらしをするようで申し訳ないですが、
最後のところで、
そらまめくんが他のおまめさんたちを、
宝物である自分のベッドにお招きして、
みんなで一緒に眠りにつくのです。
が、読み終えて、
長男「そらまめくん、えだまめくんたちにごめんねって言ってないで」
…最初ベッドを貸してあげなかったことに対して、です。
私「最後みんなにベッドを貸してあげたところに、ごめんねの気持ちがあるんちゃうかなあ?そう思わん??」
長男「おもわへん」
…そ、そうですか。。
いや、でも、確かにな。
ごめんねってちゃんと言わないと、気持ちは伝わらへん!そういう考えもあるよね。
…というか、他ならぬ私自身が、そういうことに白黒ハッキリつけないと気が済まないひねくれ少女だったので笑、
長男の気持ち、よくわかるな〜
と思いながら、会話を終えました。
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そこから同じ絵本を読み続けること、1週間?10日??
いつものように読み終えると。
最後のページを見ながら、
長男「おかあさん、そらまめくん、あし、まげてる。」
足?それがどうしたん?と思って、
よく絵を見てみると。
…なるほど、他のおまめさんたちが自分のベッドで広々気持ち良く寝られるよう、
自分は手足をきゅっと曲げて、小さくなって寝ている、というわけです。
私「…それ、保育園で教えてもらった?」
長男「ちがう」
…自分で気づいたのね〜!!!!!あっぱれ◎
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絵本の読み聞かせって、大人は字を追うことに結構一生懸命なので、
絵の細部まで見れていないことが多かったりします。
が、
絵本の絵って、細部までかなりこだわって描かれていて、
眺めているといろいろな発見があるものです。
↑ということを、親になってから、知りました。
子どもは字を追いかけていない分、
ずっとずっと絵を見つめている。
ふわふわの感性で。
もしくは、鋭い観察力を持って。
何度も何度も読んでいると、
ますます想像が膨らんだり、
新しい発見があったりするのだろうと、
子どもたちを見ていて感じます。
長男はふわふわ空想タイプじゃなくて、
じっくり観察するタイプだと思っています。
長男が言った、
そらまめくんが手足を曲げているということは、
長男の観察力によるものと、
何度も何度も読んだからこそ、気づいたことかなあと思います。
大人でも、名著は、何度も何度も読んで、その度に新しい気づきがある、なんて言いますよね。
(私自身は胸張ってそんなこと言えるほど読書してないですが)
勉強でも、あれやこれやと参考書を広げるより、
1冊の問題集を何周も解くほうが、知識が定着するとか言いますよね。
(そんな経験が自分にあるのか、ちょっと微妙だけど)
子どもの読書(=絵本の読み聞かせ)でも、きっと同じ。
何度も何度も繰り返し、読む。
それは全然無駄なことじゃなくて、
読む度に、子どもの中にどんどん刻まれていく◎
そんな気がしています。
…読んでいる大人は、ちょっと疲れるけれど。
それでも、子どもの口からポツリポツリと出てくる気づきや、感想や、理解したこと(?)を聞きながら、
(言わせているわけではない)
やっぱり、子どもも絵本も面白いなあと思う日々◎
長男、そらまめくんの曲げた手足から、
そらまめくんの思いやりを感じられたかな。
…長男に聞いて確認したわけではないけれど。
少なくとも、ごめんねって言ってない!と長男が不満そうに言うことは、なくなりました。
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あと、絵本を繰り返し読むことの他の意義で
安心感
というのがあるそうです。
親の声で読んでくれて…の安心感、というのはもちろんだけど、
今言いたいのは、
何度読んでも同じ結末になることへの、安心感。
アンパンマンで言うところの、
最後絶対あーんぱーーーんち!!!(バイキンマン、キラリーン☆って飛んで行く)で終わる、みたいな。
吉本新喜劇で、
この人出てきたら、これ言う!ってわかってるのに、
いざ言ったらやっぱり笑ってしまう。
みたいな。
おじゃまパジャマ〜って言うのは、みどりさんしかおらんし、
あーほぅー って弱々しい捨て台詞で笑いを取れるのはオクレさんしかおらんし、
…いっぱいオモロい人がいるからこれ以上書きませんが笑、
要は、パターン決まってるのに、わかってるのに、おもろい。
…というか、やっぱりそれ言ってくれた!!という面白さと嬉しさ。
大人でもそうなんだけれども。
子ども、特に幼少期は、自分なりのルールとか秩序とか、そういうものを構築していく時期で、
そんなときに、
まず絵本を読むことがルーティンとしてあること、
同じ絵本を何度でも読んでもらえる環境にあることは、
大切なことかな、と思っています◎
この絵本は、
あーなって、
こーなって、
そーなって、
みんなにっこりで、おしまい◎
知ってるんだけど、もう1回読んでもらったら、やっぱりそうだった◎
…の繰り返し。
そこに、さっきの長男の例のように、
新たな発見があったり、
解釈が変わったりすることもあると思います。
でも、何の変化もなくても、
読み続けることは、多分、子どもに良い影響を与えると思っています◎
そして↑こういうことたちを盲目的に信じているから、
ちょっと面倒だな〜と思ったときも、
何だかんだ、ほぼ毎晩絵本を読んでこれたのかな、と思います。
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自分の思いを言語化するのは難しい。。
ましてや、伝わるように文章にするのはもっと難しい。
喋るのは下手だけど、書く方なら結構出来そう◎
と思って始めたnote。
…文章も、うまくなかった。笑
子どもたちとともに、私も精進です◎
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小さな幸せがあふれる毎日でありますように。