野口 燈

1979年生まれのフリーランスライター・編集者。横浜在住。幼児教育・保育関係の記事を中…

野口 燈

1979年生まれのフリーランスライター・編集者。横浜在住。幼児教育・保育関係の記事を中心に、ブックレビューや作家インタビューなど幅広く活動しています。好きなものはきのこと白ワインと横浜DeNAベイスターズ。

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編集/ライター 野口 燈(akari_noguchi)これまでの仕事まとめ

フリーランスのライター・編集者として活動しはじめて13年目。そろそろ仕事の幅を広げたいと思い、これまでの実績をまとめました。 ■経歴出版社、編集プロダクションを経て2009年よりフリーランスとして活動中。これまでにグルメ、スポーツ、占い、育児、幼児教育、書籍・映画レビューなど、さまざまなジャンルのご依頼をいただいております。現在は育児や幼児教育、保育関係の記事執筆と、ブックレビューや作家インタビュー、イベントレポートなどが中心です。小学校低学年までの保護者向け教育情報サイト

    • 12月スタートの手帳を手にすると11月が消化試合になってしまう

      12月はじまりの手帳を買ってからというもの、 今現在使っている2023年の手帳は途端に色褪せ、 11月のページなんて完全に消化試合のような扱いになっています。 これは毎年のこと。 ごめんね、わたしの11月…… でもはやく12月になってくれないかな。 新しい手帳を使いたい。持ち歩きたい。 気持ちばかりが焦ってしまって、 来年のことどころか来月のことしか考えていない。 こんなわたしを鬼も笑わない。

      • 期せずして2024年は「SUNNY手帳」と「ほぼ日手帳(day-free)」の2冊使いに

        来年の手帳はSUNNY手帳に決定! と心に決めた直後、出逢ってしまったモノがありました。 ◎【BIBLIOPHILIC】の文庫本カバーに一目惚れ 近所の大型書店が閉店するため、文具・小物類がセールになっていて、 何気なく覗いたワゴンの中には、BIBLIOPHILICのブックカバーがあり大興奮。 定価だと¥5,000近くする文庫本カバーがなんと30%オフ! 以前からこの商品は気になっていたのですが、 そもそも文庫本を外に持ち出す時は、 書店でかけてもらう紙のカバーと決め

        • 2024年は再び「SUNNY手帳」に。わたしにとって完璧だった「EDiT週間ノート」から変えた理由

          9月初旬あたりから来年の手帳のことばかり考えています。 今使っている「EDiT週間ノート」は、フォーマット的にもサイズ的にも使いやすくて丸2年使っていましたが、2024年は「SUNNY手帳」にしました。 SUNNY手帳はEDiTの前にちょっと使っていました。 でも、WISH LISTなどのおまけページが不要だな、と。 そこで理想的なフォーマットとサイズ感に惹かれてEDiTに変えたものの…… 結果的にそのナイスなサイズ感(セミA5)がアダになってしまったのです。 もうこれは

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          このままだと日本から書店が消えるーーそんなの悲しすぎる

          近所の大型書店が今年いっぱいで閉店するらしい。 正直「またか」という感想しかありませんが、 本を購入するときは「できるだけリアル書店派」のわたしとしては、 しょせんたった1人のちっぽけな心がけなんか何の役にも立たないのだなーー という徒労感が押し寄せてくるのでした。 最近は独立系の小さな本屋さんが増えてきて、 店主のこだわりやそこで生まれるコミュニティに注目が集まっています。 わたしも散歩中や旅先で目に入れば必ず立ち寄るようにしているし、 その「小さな本屋さん」目当てで出か

          このままだと日本から書店が消えるーーそんなの悲しすぎる

          【仕事用】リュックの中身はコンパクトに

          仕事用のバッグはトートと決めていましたが、つい先日取材の際に、同行の編集者とカメラマン(どちらも女性)がリュックスタイルで現れたことに触発され、リュック熱が高まりました。 その取材はわりとフォーマルな現場だったのですが、移動が多くて長時間立ちっぱなし&歩きっぱなし、というもので、トートバッグだとどうしても動きがもたついてしまったのです。とはいえ、持っているリュックはアウトドア仕様のカジュアルタイプなので、人と会う仕事のときは使えないなぁ〜と悩んでおりました。 かといって、

          【仕事用】リュックの中身はコンパクトに

          【鋭意作成中!】Notionと最近のこと

          ありがたいことに、ここ1ヶ月は仕事で忙しくしていました。 取材が重なったり、お久しぶりの方から案件を依頼されたり、 こういう時はなぜか次から次へとスケジュールが埋まっていくもので、 かと思えば、突然波が引いたようにパタっと暇になるのが不思議。 なんだかんだで2023年の夏は充実していました。 仕事が忙しくなる前にNotionを使い始めて、「おお、これはいい。極めたい」とやる気になっていたものの、バタバタしているうちに中途半端なまま放置していました。いつもだとこのままフェード

          【鋭意作成中!】Notionと最近のこと

          「#私を構成する42枚」を選んでみたらよみがえったタワーレコード勤務時代(2002〜2005年)の記憶

          「#私を構成する42枚」が巷で流行っているとのことで、せっかくなので乗っかります。近ごろはめっきりCDを聴くことがなくなりましたが、10年ほど前まではわりとしっかりと、ヘビーに聴いていました。 メロコア、エモコア、パンク、スクリーモなんかをよく聴いていたもよう。 ジャケットからその当時の記憶がぶわっとよみがえってきて、青臭かった自分を思い出しては恥ずかしくて死にそうになります。 20年ほど前、わたしはタワーレコード福岡店の「アート担当」として働いていました。 今はもうな

          「#私を構成する42枚」を選んでみたらよみがえったタワーレコード勤務時代(2002〜2005年)の記憶

          戒めとしての積読公開

          2023年6月7日。現在の積読状況です。 2年くらい寝かせている本もあれば、つい最近購入したものも。本棚の最も目につきやすい位置に差しているので、ものすごいプレッシャーを感じながら毎日を過ごしています。 とはいえ、これらとは別に読みかけの本が2冊、電子も入れたら5冊くらいあるため、そっちを早いとこやっつけないと積読本に辿り着けません。 べつに誰からも強制されているわけではなく、仕事のために読む必要があるものでもなく、ただただ趣味・娯楽として選んだ本なので、勝手に自分で自

          戒めとしての積読公開

          激狭ウォークインクローゼットがDENに生まれ変わるまで

          自室として1畳ほどのウォークインクローゼットを使用しています。 最高の居心地を追求して試行錯誤の日々が続きましたが、 ようやく「こんなもんかな」と落ち着きました。 これでようやく憧れの「DEN」が完成。感無量です。 DENとは巣、ほら穴を意味する英語。書斎や趣味の小部屋をそう呼ぶそう。 まあとにかく狭いんですが、この狭さが「ほら穴」っぽくて逆にいい。 結婚して15年、自分の部屋がほしかったので狭くても満足しています。 電気を消して薄暗いなか、PCで映画を観ることも。 狭いな

          激狭ウォークインクローゼットがDENに生まれ変わるまで

          そして新たなステージへ【わたしの読書道④〜30代以降〜】

          『Web本の雑誌』の連載『作家の読書道』を読むのが好きです。 そこでふと自分の読書遍歴をまとめてみたくなり、『わたしの読書道』と称して幼少期〜思春期〜20代を経て、今回は30代〜現在に至るまでを紹介します。 30代はまるっとライフステージが変わったので、じっくり読書を楽しむというより、「確実にアタリだろう」と見極めてから読み始めるようになりました。ちょっとさみしい。あとはスマホ導入も要因になっているかも。 しかし40代に入り、ずっと避けてきた電子書籍に手を出してみると、な

          そして新たなステージへ【わたしの読書道④〜30代以降〜】

          自由気ままに暮らしていたあの頃を懐かしむ【わたしの読書道③〜20代・モラトリアム期 〜】

          『Web本の雑誌』で連載されている連載『作家の読書道』に影響を受けて、自分の読書遍歴をざっくりとまとめてみたくなりました。 今回は20代に読んだ本について。 思えば20代は、福岡ー東京ー福岡ー東京と住む場所も仕事も目まぐるしく変化し続けた時期でした。好きなことしかやってなかったな。今振り返ると、ですけど。 わたしがスマホを持ち始めたのは30代に入ってから。 もし20代でスマホを持っていて気ままな一人暮らしをしていたら、 きっとほとんど本を読むことはなかったでしょう。 当時は

          自由気ままに暮らしていたあの頃を懐かしむ【わたしの読書道③〜20代・モラトリアム期 〜】

          自分とはまるで違うのにどうして共感するのだろう【わたしの読書道②〜10代・思春期〜】

          『Web本の雑誌』の人気連載『作家の読書道』に感化されて、わたしも自分の読書遍歴をまとめてみたくなりました。幼少期編に続き、今回は「思春期編」です。 恐ろしいことに、10代のころ読んだ本というのは、内容はもちろん、その当時の状況や空気感、匂いなんかも鮮明に覚えているものなんですね。わたしの場合、おもに授業中、教科書に隠して読んでいたときの記憶がぶわっとよみがえってきて、甘酸っぱい気持ちになってしまいました。 『TUGUMI』(吉本ばなな 著) なにはなくとも、吉本ばなな

          自分とはまるで違うのにどうして共感するのだろう【わたしの読書道②〜10代・思春期〜】

          活字で泣いたはじめての記憶【わたしの読書道①〜幼少期〜】

          「web本の雑誌」の連載『作家の読書道』が大好きです。2023年4月時点で、250人を超える日本人作家に読書遍歴をインタビューしているのですが、この連載のなにがすごいって、聞き手である瀧井朝世さんの本にまつわる膨大な知識量! 国内外問わず、絵本でも小説でも実用書でもオールジャンルを網羅する瀧井さんの知識の深さがあってこそ、話し手(この場合は作家さん)が気持ちよく「好きな本」「人生に影響を与えた本」について話せるというもの。 この連載インタビューを読んでいると、作家さんたち

          活字で泣いたはじめての記憶【わたしの読書道①〜幼少期〜】

          【フリーランス】ふだんの仕事用バッグの中身

          昔から雑誌で一番好きな企画は「バッグの中身紹介」でした。 見開きページに所狭しと並べられた小さい小さい切り抜き画像を隅から隅までチェックしては、「東京のJKのプリクラ帳ぶ厚いな〜」「デザイン系の学校に通う学生は変わった雑貨持ってるのね」「パリジェンヌはこんなおしゃれなもんを持ち歩いてるのか」と感心したり、OLや美容部員のポーチの中身を見て、真似して買ってみたりと、わたしにとってはかなり実用性の高いページでした。 とはいえ、わたし自身のバッグの中身なんて誰も興味ないし、披露す

          【フリーランス】ふだんの仕事用バッグの中身

          「田舎の学問より京の昼寝」って今思うと呪縛だったのかも/『圏外編集者』

          並行読書派のわたし。同時期に読んでいる本に思わぬ共通点があるとゾクゾクします。「小説×エッセイ×実用書」「海外ミステリ×旅エッセイ」のような組み合わせで、そのとき読みたい本を複数冊読み進めていくスタイルなのですが、なんの脈略もなく選んだのに「似たエピソードが出てきた」「舞台となった場所が近い」とか、(なかば無理やり)“偶然”を見つけてはにやりとしてしまうのです。 そんなの、わたしの好みで選んだ本なんだから似ていたり共通点があったりするのは当然なんですが、ちょっとした「運命的

          「田舎の学問より京の昼寝」って今思うと呪縛だったのかも/『圏外編集者』