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なくてはならない「読書のおとも」

最近ではkindleで本を読んでばかり。
もちろん紙の本も読みますが、電子書籍の圧倒的な手軽さや便利さにはかないません。

でもやっぱり紙で読んだほうが、本の世界に没頭できるんですよね。
電子だと読んでもあまり記憶に残らないというか、文字がサラサラと流れてしまうというか……。なので、しっかり読み込みたい本や好きな作家の本は紙で、漫画やエッセイなど軽めの読みものは電子で、と使い分けるようにしています。

紙の本を読むときに欠かせないのが、厳選した「おとも」です。

学生時代からいろいろ試して失敗や後悔を繰り返し、紆余曲折を経てこの読書スタイルに落ち着きました。


①読書カバー

有隣堂はカバーの色の種類が豊富なのでいつも迷います

外出先で文庫本を読むときは必ずブックカバーをかけます。
革製や布製などを試したこともありますが、最終的に書店の紙製ブックカバーに落ち着きました。汚れを気にせずにすむし、厚みがなくて軽いのも◎。
微妙にサイズが異なる文庫本に合わせて、サクッと折り直すことができるのも助かります。書店バイト経験ありなので、ピシッとブックカバーを折るのは得意。

ボロボロになったら惜しみなく捨てる、ということを繰り返しているので、有隣堂やTSUTAYA BOOKSなどの地味めなカバーのストックは切らさないようにしています。

ただ最近では、写真にあるブラック・ベア(©️ディック・ブルーナ)のカバーがお気に入りで、こればかりつけています。

昨年の文具女子博(@横浜)で購入したこのブックカバー。
ポリエチレンファイバーという水に強い丈夫な素材でできていて、一見普通の紙製カバーのようですが、しなやかで破れにくいのが最高!

けっこう雑にバッグに突っ込んで持ち歩いていますが、今のところほぼダメージがなく、いい感じにくったりなじんでくれています。

②しおり

紙製であること。ボロボロであるとなおよし

しおりも同様に、紙製のものが使いやすくてお気に入りです。
ちょっとおしゃれなデザインのものや金属製、布製など数パターン試したものの、使っているうちに違和感というかプチストレスを感じるというか。

結論、紙になじむのは紙しかない!

ということで、しおりもボロボロになるまで、いやボロボロになっても使っています。よまにゃのしおりは一言メッセージも秀逸で大好き。

③ココフセン

これがないと不安になるくらい読書の必須アイテム

現在、切らしたらもっとも困るのがカンミ堂の「ココフセン」です。
これ考えた人天才ですよね。
本に線は引きたくないけど、よくあるタイプのふせんをベッタベタに貼り付けるのも見た目的ににちょっとなぁ〜と悩むこと数年……。

このクリップタイプのココフセンを目にした瞬間、シビれました。

半透明のフィルムタイプで貼り付けてもうるさくないので、気になる箇所にはどんどん貼りまくります。クリップは裏表紙のそでに差してもスッキリ収まり、読書中でもまったく邪魔になりません
幅細タイプで本のあたまからぴょこんと飛び出ている姿が愛らしく、知識や好奇心の「芽」が生えている感覚にもなります
この色の組み合わせがベスト、見つけたら即買い!ストックは切らさないようにしています

④読書ノート

読んでいる間はふせんをペタペタ貼って、読み終わったら読書ノート(のようなもの)にメモします。感想は書かず、ふせん部分を書き写すだけ。

campusノート(A5)にロディアのTSUTAYA限定カバーをつけて。わかりにくいですが、左がグレージュ、右がラベンダー色
中身はこんな感じ。書影をプリントしたシールを貼り付けて、タイトル・著者名・出版社名を記入し、ノンブルとメモを書き写すだけ。字が汚い!

素敵な文章や印象的な表現、ほおお〜と驚いたエピソードなど、とにかく心が動けば何でもメモしています。面倒ではありますが、読み返すと本の内容やその時の自分の心境が一瞬で蘇るので、外付けハードディスクとしてちゃんと機能してくれているようです。

⑤iNSPiC

読書ノートに貼り付ける書影をプリントするのはiNSPiC。

クルミッ子の缶(通常サイズ)には本体とシートの予備を。ミニミニサイズの缶には現在読んでいる本の書影をプリントして、読み終わったら読書ノートに

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以上が今のわたしにとって完璧な「読書のおとも」ですが、今後もっと良いアイテムが出てきたらどんどん取り入れていきたいと思います。

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