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みんなの部屋 vo.2 | 元バリスタが住む趣味に溢れたこだわりの部屋


東京にある、とあるソーシャルアパートメントに住む人たちの部屋を取材する企画「みんなの部屋」

同じ間取り・同じ平米数の狭いワンルームの中で、みんなどんな暮らしをしているんだろう?
──そんな好奇心から、この企画は始まりました。

人それぞれどんな工夫をして、どんな配置で、どんなインテリアを置いて、どんな部屋を作り上げているのか。一つとして同じ部屋なんてなくて、そこに映し出されるのはその人自身のリアルな暮らし。

部屋は、ひとりひとりの個の人生を形作っていく証なんじゃないかと思う。趣味や思考や人生そのものに至るすべてが表れていると言っても過言ではない「部屋」というものを、その人の暮らしを、その人自身のことを、もっと知ってみたいし見てみたい。

このマガジンは、そんなことを思いながら
わずか4.5畳の部屋の中に詰まった住民たちの暮らしの片鱗を、少しだけ覗かせてもらった記録です。

vo.2


しょうじさん(35歳)
東京都出身
職業:経理
趣味:コーヒー、お酒、スパイス


元バリスタで、現在は経理職という経歴を持つしょうじさん。全国各地の美味しいコーヒー屋さんに詳しく、「今度ここ(土地名)行くんですよね〜」なんて話すとすぐに、近くのコーヒー屋さんをたくさん教えてくれるとっても博識な人。

コーヒー以外にも、お酒やスパイスにも詳しくて部屋にはそれらの趣味に纏わるものがたくさんあるんだとか(!)今回は、そんな趣味に溢れた元バリスタこだわりのお部屋に少しだけお邪魔しました。



部屋に入るとまずは、洗濯物が綺麗にどーんと並んでいるのが目に入る。THE一人暮らしの部屋って感じがして良い。
このリアルな生活感がめちゃ良い。そして何やら冷蔵庫の隣に気になる物がたくさん並んでいるような...
お酒でした。めっちゃある。しょうじさんは、元バリスタ&バーでも働いた経験があってお酒にも詳しいとのこと。
ベッドスペースはすっきりしていてふかふか。よく眠れそう。クローゼットはカーテンで仕切るタイプ。
ワンルームだと水回りと部屋の境目が曖昧になりがちやけど、そこを突っ張り棒でしっかり仕切る。えらい。
こっちの棚には、グラスだったり調味料だったりが諸々。
これ、なんと全部スパイスなんだそうです。すごい。カレーとか自分でスパイス配合して作っちゃう達人。
ちなみにこれがスパイス配合した手作り海老カレー。住民たちに振る舞ってくれました。絶品でした。
こっちにもいろいろあるよ〜と案内されたのが、この棚。中にはコーヒーに関する本がたくさん。
スパイスカレーの本をにこやかに紹介してくれるしょうじさん。趣味がたくさんある大人って素晴らしい。
その姿はまさに、プロフェッショナル仕事の流儀!
(写真撮影:vo.1のまゆちゃん)


コーヒー、お酒、スパイスといろいろな趣味があり、それら全てをとことん極めている姿がめちゃくちゃ魅力的でした。とにかく数がすごい。

ちなみに海外に住んでいた経験もあり、帰国子女なんだとか。もっと深掘りすれば、さらにどんどん多彩な何かが出てきそうな...こんな風に年を重ねていけたら楽しいだろうな〜と思った取材でした。

しょうじさんに教えてもらったコーヒー屋さん、ひとつひとつ巡ってみます〜!


取材・文章・写真/あかね


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