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みんなの部屋 vo.1 | 必要最低限なものだけ持つミニマリストな暮らし


東京にある、とあるソーシャルアパートメントに住む人たちの部屋を取材する企画「みんなの部屋」

同じ間取り・同じ平米数の狭いワンルームの中で、みんなどんな暮らしをしているんだろう?
──そんな好奇心から、この企画は始まりました。

人それぞれどんな工夫をして、どんな配置で、どんなインテリアを置いて、どんな部屋を作り上げているのか。一つとして同じ部屋なんてなくて、そこに映し出されるのはその人自身のリアルな暮らし。

部屋は、ひとりひとりの個の人生を形作っていく証なんじゃないかと思う。趣味や思考や人生そのものに至るすべてが表れていると言っても過言ではない「部屋」というものを、その人の暮らしを、その人自身のことを、もっと知ってみたいし見てみたい。

このマガジンは、そんなことを思いながら
わずか4.5畳の部屋の中に詰まった住民たちの暮らしの片鱗を、少しだけ覗かせてもらった記録です。

vo.1


まゆさん(27歳)
横浜出身
職業:webデザイナー
趣味:引きこもること、写真集を作ること


元々は2022年春から留学に行くことを予定していたまゆさん。しかし昨今の世界情勢の影響から留学を中止し、せめてシェアハウスというものを経験してみようかと探して見つけたのが、このソーシャルアパートメントでの暮らしだったとのこと。

できるだけシンプルに、いらないものはすぐに捨てて本当に必要なものだけを揃えているというミニマリストな部屋に、少しだけお邪魔しました。




まず入ってすぐに見えるのは、真っ白な長机のスペースとマットレスのみ。高さのある家具がなくて、広く見える。
ベッドは置かずにマットレスで就寝。チラッと見えるバナナがかわいい🍌
同じサイズの机をふたつ並べて長机に。ここでパソコンを触ってデザインしたり、写真のレタッチをしたり。
服は最低限だけ。なんと、この写真に写っているこの服だけで春夏秋冬すべてを賄えるんだそう。
(上の部分の収納がほぼガラ空きなのが衝撃的すぎる)
机の下の収納もほぼなし。徹底的に物が少ない。
ここの棚には、ごはんがあったり、カメラがあったり。
いらなくなったものはすぐにメルカリ出品する主義。必要最低限のものに囲まれた暮らしって快適そう...見習いたい。





趣味は引きこもること、一人で部屋にいるのが大好き、なんて言いながらも複数回の留学経験があったり、次の住居にシェアハウスを選択するようなアクティブな一面も。話す中で垣間見えるマイペースさと芯の強さがめちゃくちゃ魅力的。毎日21時頃には共用部から自分の部屋に戻って、毎朝5時半には起きる生活をずっと続けているらしい。健康的すぎる。ちなみに、朝ごはんは決まっていつもバナナ3本。
(なんで3本も?!おもろい)

自分の中のルールとルーティンが決まってる人って、憧れるなあ〜なんて思った取材でした。


取材・文章・写真/あかね



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