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発達障害者が大学に入学するとき

《incluvox〜インクルボックス〜》本日配信の最新動画は「発達障害の大学生支援」です。
受験時の支援、入学後のサポートなどを10分のダイジェスト動画で知ることができます。字幕とナレーションがあるので「ながら聴き、ながら見」でご視聴ください。
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(引用)文部科学省 令和3年度 JASSO 障害学生支援 理解・啓発セミナー

人数と法制度


大学生における発達障害者人口は、平成18年度と令和2年度の比較で60倍以上増加しています。「診断を受けた」人数を反映しているため、未診断・グレーゾーンを含めるとさらに増加が予想されます。

法制度としては、

  • 2005年の「発達障害者支援法」

  • 国連で2006年に採択され日本は2014年に批准した「障害者の権利に関する条約」

  • 2016年の「差別解消法」

などにより、大学での「発達障害者の早期発見、早期支援」「合理的配慮」が責務となりました。

(引用)信州大学 教育学部教育科学講座 教授 高橋 知音

20年経過して残る課題

法律施行から約20年経過したにもかかわらず、大学生支援の課題としてあげられるのが「把握・理解」の文字です。
大学側、教員、保護者、周囲の学友が、発達障害を理解していない現状があります。
これまでに国や自治体が無料・有料で研修を続けてきたにもかかわらず、課題として残っています。
この「対面型研修の効果が低い」問題は、衆院議員仲介で文科省に直接問い合わせたところ「喫緊の課題で対策のための文科・厚労でプロジェクトチームを発足した」と回答がありました。
教育環境のダイバーシティは、ICTの充実よりもアナログなリテラシー向上が急務です。

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incluvox〜インクルボックス〜とは


保護者、教育者、ビジネスパーソンが、支援法を「最速、最短、最大効率」で知ることができる、giftedや発達障害の支援者向けの動画メディアです。


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