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不登校と発達障害とメタバース

《incluvox〜インクルボックス〜》本日配信の最新動画は「発達障害の最新ニュース2022年7月上旬」です。
メタバースを活用した不登校専門のオンライン家庭教師「メタバ塾」など6本の発達障害の関連情報をお伝えしています。
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不登校の現状

incluvoxより

文科省令和2年度の発表で、小中学生の不登校者数は過去最多の196,127人となりました。少子化のなかでの「過去最多」は実質かなりの増加となります。
不登校になると「人との出会い、発見、興味関心の機会」が減少します。

(引用)Jpn J Rehabil Med 2019;56:440-444

小学生の不登校はおよそ250人に1人なのに対し、中学生ではおよそ35人に1人へと急激に増加しています。理由としては、

  • 小学校よりも全体の生徒数が増える

  • 先輩後輩などの関係が始まる

  • 学級担任制から教科担任制に

  • 授業時間が長くなり内容も難しくなる

などが考えられます。


発達障害と不登校

(引用)東京学芸大学紀要. 総合教育科学系73巻 773-780

「通級・支援級」と「中学部・高等部の普通級」で不登校割合を比較すると、「普通級」の方が不登校比率は高いことが分かります。これは教員や周囲のクラスメイトが「発達障害の知識や支援法」を知らないために発生している可能性があります。
また、ASDが他の発達障害より不登校になっていることも分かりました。ADHDは他者に関わりたがる傾向がある一方、ASDは他者理解に困難さがあることが影響していると考えられます。

不登校の先に

彼ら、彼女たちには「居場所」が必要です。
学校や家庭以外で「出会い」「発見」のある安心できる場所が求められます。
学習塾や習い事、フリースクールや趣味の集まり。
どんな場所でも構いません。
そのとき、周囲の人たちが「発達障害の知識」を少しでも持っていれば、不登校の先にホッとできる居場所が生まれます。

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incluvox〜インクルボックス〜とは


保護者、教育者、ビジネスパーソンが、支援法を「最速、最短、最大効率」で知ることができる、giftedや発達障害の支援者向けの動画メディアです。


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