不安が生じてもいいのではないか
普段の生活のなかで、そこはかとない不安が生じることはないでしょうか。
私自身も時々、そういう気持ちになります。
不安な感情は心地よいものではないので押さえ付けようとしたり、目を背けたりします。
ただ、一度生じたものは簡単に消え去りはしません。
むしろ押さえつけようとすればするほど、内側で力を蓄えます。
圧力鍋のようにどんどん圧力を増し、内側を突き抜けようとする、その勢いに押し出されそうになるでしょう。
では、どうすればいいのでしょうか。
最近の私は、不安が生じた時にこんな言葉を自分に投げかけるようにしています。
なぜ不安が生じてはいけないのか
なぜ不安な気持ちになってはいけないのか
これは反語表現と言われるものですが、要は不安が生じてもいい、ということです。
生きているなかで、不安は自然と湧いてくる感情です。
例えばお腹が空いたな、トイレに行きたいな、それと同じではないでしょうか。生理反応を無理に抑圧する人はいないですよね。
同じように不安が生じてきても、無理に抑えようとしない
不安を感じることをOKにする
誰もいないときには、そっと口にしてみる
心の奥に押し込めずにそっと表に出せば、不安のガスが充満せず、心身ともに健やかに過ごせるのではないでしょうか。
不安が生じてもいいではないか
そう、自分に許してあげてください
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