もっと色を使いたいときの色の選び方(2)

デザインの素養がない方に向けて、チラシだったり企画書だったり資料作成のコツをお伝えします。
大切にしているのは以下の3つです。

1.デザインの素養がない方でも取り入れやすく
2.意識することでデザインのレベルがぐっと上がり
3.時間をかけずに仕上げられる

さて、前回のもっと色を使いたいときの色の選び方(1)で、基本色の補色を利用すると調和しつつ目立たせることが出来るとお伝えしました。
補色とは、色が少しずつ変わりながら円になっている色相環上で向かい合う色でしたね。

では、もう少し見ていきましょう。

こちらの2色も補色の関係です。

いかがでしょうか?
正直、基本色よりも基本色の補色の方が目立つ色だな~。基本色のイメージを損ねてしまいそう、という感想をお持ちになるのではないでしょうか?

そういう場合は、基本色の補色を少し変えてみましょう。
以前、お伝えした「1色をいろんな色に」と同じ考え方です。

いかがでしょうか?
右側の色は、基本色の補色に黒や白を混ぜた色です。
(白や黒を混ぜても厳密には基本色の補色ですが、ここでは基本色の補色のグラデーションと表現します。)
だいぶ印象が異なりますよね。

というわけで、基本色とイメージに合わせた基本色の補色(のグラデーション)を使ってみてくださいね。
もちろん、基本色と同様に補色もグラデーションにして複数色使ってもOKですよ。

参考になさってくださいね!

※こちらのnoteはデザインの素養のない方を対象にしているため、極力、専門的な用語を使わないようにしています。
そのため、例えば「純色」を「混じりけのない色」などと表現しています。
デザインを学ばれている方にはかえって分かりにくい表現になってしまいますが、ご了承ください。





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