娘との絆
娘が私のもとへとやって来たのは必然だった。
家族ぐるみで仲良くしてもらっている友人宅にて、毎年恒例のクリスマスパーティーに参加した時の事だった。
パーティーの参加者の中に、メイキャップアーティストのEさんが居た。
実は彼女には、生まれながらにして特別な力があるようだった。
霊視、透視が出来たり、上からのメッセージを受け取る事が出来るというわけである。
私は自身の恋愛について、どうなるのか視て欲しいと思ってEさんに聞いてみた。
「恋愛? 特に視えないよ。それより、あなたが知っておくべき事がある。あなたは、今世で何を目的としているか...それは娘さんとの事だよ。 あなたと娘さんは、前世でも親子だった、前世では、何らかの理由があって、2人は一緒に居られなかった。 だから、今世でまた母娘として巡り逢った。 彼女は今とても寂しい思いをしてるよ(きっと当時、私が自身の恋愛にうつつをぬかしていたからだ...)
ちゃんと彼女を見てあげて、話をもっとして」
との事だった。
衝撃だった...
しかし、納得のいく事があった。
元旦那と離婚の話しをしていた時に、直ぐさま
口から出てきた言葉が、
「私と○○(娘の名前)が離れる事なんて出来ないのは分かってるよね??」
だった。
当たり前のように直ぐさま出てきた言葉。
今思えば、無意識に私自身も前世の記憶が残っているかのように感じる。。
Eさんとの出逢いのおかげで、私は大切な事を見過ごさずにすんだ。
私はその日を境に変わった。
娘ともっと向き合うようになった。
今世で再び私に逢いに来てくれた娘。
もう2度と離れ離れにはならないから安心してね。
隣で寝ている娘を見るのが私の至福の時間です。
もしかしたら、私が離婚に至ったのも必然だったのかもしれません。
元旦那は私達の元から離れて行き、より母娘、私達2人だけの時間が持てたわけです。
全てが必然か。。。
感謝の気持ちでいっぱいです。
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