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台風14号の前に。河川や畑に近づいてしまう人ってどんな行動をする人?

習ったこと、学んだことの価値を最大化する方法ってなんででょうか?
それは、目的を持って参加すること、素直に従うこと、そして、すぐに使ってみること。学んでいるとき、実際に行うときのアイディア(To DO)を書いておき、終わったら即使う。
これ、大切な大切な友人の1人から教えてもらった秘訣。

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こんばんは、あじさい@休暇中です。
今、言葉と行動パターンに関する心理学のトレーニングコースを受講しております。トレーナーは海外からオンライン参加、受講生も会場とオンラインを選択して参加です。申し込みから約1年、とても楽しみにしていました。
休み5日間はセミナーと試験勉強で埋まりました(笑)
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さて、せっかく言語と人の行動パターンについて学んできたので、さっそく使ってみます(自然災害と家とお金シリーズは、また今度)。

台風14号のその前に

台風の時期になると、増水した河川や畑に近づいて流されて被害に遭う方が少なからずいらっしゃいます。「ニュースなどでも増水した河川や用水路などには近づかないように!」と繰り返しアナウンスをしているのにも関わらず……です。

きっかけは、このnote開設を支えてくれた大切な方のこの一言。
「うちの父親、やってしまうかもしれない。」

被害に遭いたくてやる人は1人もいないですし、そこには何か理由や行動のパターンがあるはず。こういう状況において、危険だから行っちゃダメ!と言われるのに河川や畑に近づいてしまう人ってどんな行動をする人か考えてみました。

(注意)これが必ずしも正解!というわけではありません。大切なのは「ダメじゃん、何やってるの?」と否定することではなく、どうして?を考えることだと思っています。
今回は台風が近づいているときにこういう行動をとってしまうという状況に限定しています。他の状況では違った行動をとられることもあります。

ダメと言われていてもやってしまう方の行動

1.ニュースなどで、「増水した河川や畑は危険のでちかづいてはいけません!」と繰り返し言われているのに行ってしまう。

言うことを聞かない人!?
人の指図や命令ではなく、自分のルールや判断で行動していますね。

2.そもそも、どうして河川や畑に行ってしまうのか?
これ、よっしゃ、見に行こう!というよりも、むしろ、問題がないことを確認するために、問題を避けるために見に行っているのだと思います。

例えば、畑ですと農家の方なら収入源に大きな被害を受けてしまうかもしれません。これは大問題、避けたいことですよね。家の近くの川や水路を見に行く方であれば周りの家や自分の家が大丈夫か?問題ないか?を確認したいのだと思います。

3.人によっては、「○○さん大丈夫!!?」「この畑はわしの子供や孫のようなもんじゃ」という方もいると思います。モノなのにもはや人間のような、その関係性を大切にしているようにも思えます。

4.そして、「いてもたってもいられない!、即行動!
冷静に考えれば危険なのはわかるはずなんですよね。冷静になって考えられない状態なんだとも思います。大切なものがあるから多少の危険は冒してしまう。気が付いたら冒していた。「いても立ってもいられない!すぐ行かなきゃ!」

5.他の選択肢はない!選択肢はこれだけ。
きっと、正しい方法、プロセスに従うというよりも「We have no choice!(24の主人公がよく言っていた言葉)」、この選択肢以外にはあり得ない!ということだろうなと思います。


まとめ

台風のとき、「増水した河川や畑は危険のでちかづいてはいけません!」と繰り返し言われている状況において、それでも河川や畑を見に行ってしまう人がもつ行動パターンは以下の5つ。

近づいてしまう

1.自分のルールや基準で判断する(他の人に言われるのを好まない)
2.これによって生じそうな問題を避けたい
3.とっても大切、まるで目に入れても痛くない孫のよう。モノだけど人のように扱い、関係性を重要視している。
4.すぐに動く!行動する!
5.選択肢はこれだけ、決まったルールというよりもこの瞬間は選択肢!

特に、1番・2番が強くてこういう行動になってしまうのだと書きながら気が付きました。災害時のアナウンスや取ってもらいたい行動を伝えるとき、特に1番・2番にフォーカスして伝える必要がありそうです。

最後までご覧くださいましてありがとうございました!

あじさい

(ご参考:防災と心理学のマガジンはこちらから↓)


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