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『紙』で買うのか『電子書籍』で買うのか問題。

問題とか書きましたけど、いまのところ私は悩んでいません。

でも、ちょっと前のDMMブックス70%オフキャンペーンなんかで新規に電子書籍を利用しはじめた方も沢山いらっしゃるかと思います。そんな方々の参考になったらいいな、なんて思っています。

本を読むとき「紙の本」にするか、「電子書籍」にするか問題。
私の現在の結論は『コレクションアイテム以外は、すべて電子書籍』です。


電子書籍を使いだした時期はいろいろ悩んでいました。

やっぱり紙が好きですし、紙のほうが質感や厚みなど、情報量が圧倒的に多く、満足度が高いんですよね。この認識は今もかわりません。電子書籍には基本的に帯もないです。
とはいえ本を置けるスペースには限界があり、本棚はもうぱんぱんです。買った端から売らなければならない状況であるなら、もはや紙である意味はありません。

そんなわけで一時期、『マンガや実用書などは電子書籍。小説は紙』という形式を導入してみました。


マンガは特に冊数がかさみますから、まず最初に電子書籍という選択肢にたどりつきました。
そして文章本や、ビジネス本といった実用書も電子書籍にすることに抵抗があまりありませんでした。なぜなら実用書で大事なのは「中身」だからです。知りたい情報がのっていて、その情報を得られることに価値があるのですから、形態はどんな形でもかまわないのでは……? ということに気がついたのです。

マンガは大きさや質感で彩られたひとつの作品であることがありますが、実用書などではそういう心配はほとんどなく、一番気軽に電子書籍をすすめられるジャンルだと思います。


小説に関しては、思いいれ的にやはり紙で読みたかったというのがひとつ。そして一つ一つのスパンが長いですから、読んでいない他の本は積読という形であっても、目に見えていないと知らない間に埋もれて忘れ去ってしまう。そんなおおきな懸念がありました。

そんなわけでしばらくは『小説は紙、それ以外は電子書籍』という形態で運用してみましたのです。
しかし結果から申しあげると、今では一番最初に出した結論、『コレクションアイテム以外はすべて電子書籍』というところに漂着しています。


皆様もまとまって自由な時間が満足にとれない生活を送っていらっしゃるかと思います。それでも小説を読み進めようと思うと、隙間時間を利用していくしかありません。

そう思いはじめると、電子書籍であることの利便性が圧倒的に優位なのです。私の仕事がら、「ちょっとした待ち時間」というのがちょこちょこあって、そんな隙間時間に読書でも……と思って、ケータイをとりだせばすぐに読むことができるというのは、本当に便利でありがたいです。

ここまできてしまうと、もう電子書籍から離れられません。

紙に対するあこがれは今でもあります。本棚が無尽蔵だったら今でも紙で読んでいるかと思いますが、物理的ハードルはかくも高いものです。

物理面以外でも、電子書籍であることの利点は沢山あります。常時1割程度安い値段で買うことができますし、1巻無料や、セールなども多いです。時と場合を選ばずに購入することができたり、発売前から予約もできる。すでに買った作品かどうかの確認もケータイひとつですぐできる。
乱読が板についてしまっている私のような人が電子書籍を選ばない理由はないと思います。ワンクリックで購入できるのが便利すぎて、買いすぎることは結構ありますけれど(ひと月分まとまった請求をながめると、だいたい毎月後悔する)。


そんな感じで、『電子書籍があるものはすべて電子書籍。本棚に置いておきたいコレクションアイテムは紙』というのが私の現在の基本ルールです。

とはいえ電子書籍がないものや、古本なんかはやはり紙になりますし、一度買った電子書籍を本棚に置いておきたいからといって紙で買いなおすことはほとんどないんですけど。あ、でも最近でいうと『映画大好きポンポさん』を紙で買いなおしたりはしました。


というわけで、本棚に余裕のあるかたはどしどし紙で買ったらよいのではないでしょうか。余裕のない方は心理的に許す部分から電子書籍にしていくのも悪くないですよ。

そんな電子書籍にほぼすべての魂を売った私からの悪魔の誘いでした。



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「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)