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「ネコの日」に読むべき最新ネコマンガ5選!

2月22日は「ネコの日」ということで。

最近「ネコマンガが熱い!」と思うことが多くて、いくつか紹介したいネコマンガがたまったのでこの機会に放出しておきます。比較的新しいものに限っています。
ただ、わたしはネコを飼ったこともありませんし、王道のネコマンガ好きかと問われると違うと思いますので、ネコ好きのかたから見ると変なマンガばかりかもしれません(笑

では行きましょう!
――え? 今日はもう23日ですって? 無粋なことは言いなさんな。ネコはいつでもかわいいんだから大丈夫です!


【1】『アストロノーツ猫』

長期にわたり密閉空間で任務をこなさなければならない宇宙飛行士のストレス軽減策として導入された秘密兵器。それこそがネコ!

……という選ばれたネコもびっくりのスペースオペラ……は言いすぎですが、公式には「大スペクタクルSF×猫コメディ!」という大風呂敷加減。実際にはゆるーいネコ宇宙お仕事コメディというところでしょうか。

ストレス軽減という目論見は成功するものの、逆にネコのかわいさに仕事がそっちのけになってしまったり、猫三昧の生活で猫愛過多になると"過猫反応"を発症したり。ずっと真面目にお仕事をしているはずなのにネコに翻弄されざるえない人類の姿がどこまでもいとおしい宇宙ネコマンガです。大好き。

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【2】『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』

令和4年2月22日に第2巻が発売されたばかり。ネコの日を狙ってくるとはニクイことをしてくれます。

世界は、猫に支配された。 人間を猫に変えてしまうウイルスによりパンデミックが発生。 人類は猫に襲われ、次々と猫になってしまう。

どこまでも真面目な絵柄とテンションで、パンデミック……いやニャンデミックを描く。結局、みんなネコが好きすぎるがゆえに、ネコたちの攻勢にまったくあらがえないという圧倒的不利な状況かつ解決策の見えない崖っぷち状態。

人類はネコに勝つことができるのか――。

という映画のあおりにでもありそうな危機的状況にもかかわらず、むしろみんなネコになっちゃった方が幸せじゃない? みたいな横やりを入れたくなってしまう本格ニャンデミックマンガ。好き。

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【3】『ネオ・キャット』

今作ではネコはもはや人間と同等の存在。

人間と同じようにモノを考え、言葉をしゃべり、同じように仕事をし、サーフィンもする。姿かたちこそはネコであるものの、人間のひとつの形としてのネコ。ネコでありながら人間。そんなまさにネオ・キャットたちを描いたマンガです。

「FEEL YOUNG」だけあって、少女マンガの技法で描かれるネコドラマ。そう、ネコマンガというよりもネコドラマって感じ。垣間見えるネコらしさがクセになる一作です。

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【3】『猫奥』

既刊4巻。モーニング連載中のネコ×大奥という歴史ネコマンガ

時代は江戸。大奥に使える女性たちはネコを我が子のようにかわいがっていた。主人公の御殿女中、滝山は表向きネコ嫌いだと思われていたが、実はそこらの女中よりもひと一倍ネコが大好きなのであった。

大奥というものが隔離された特殊空間であるのも、この独特の空気につながっています。

そしてなにより主人公滝山のネコを好きなのに、素直になれない性格がいじらしいです。なにせ彼女たちにとってみれば大奥は職場ですから。仕事に真面目になればなるほど、自分は押し殺され、ネコを愛でたい気持ちはどんどん押しやられふくらんで……。数少ない機会を見つけるたびに顔を出そうとして、うまくいったり、いかなかったり(笑

一話一話が短いのも良きです!好き!

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【5】『BUDDY CAT』

こちらも擬人化ものに近い作品。ネコが進化し、人間のように二本足でたち、服を着て、文化を築くようになった世界。この世界には人間はいません。主人公たちはそんな世界の警察官です。

知能タイプと肉体タイプというわかりやすい二人(二匹?)の警察官バディものとしても十分楽しいのですが、そこに加えて「先祖返り」という要素が秀逸です。
彼らはネコが進化した存在であり、まれに先祖に戻ってしまったように……、つまり本物の"ネコ"のような行動をとってしまうことがあるのです。しかもそれを悪用しようとしている組織もあるようです。

この「先祖返り」という要素があることで、全体にうっすらSF的な風味がかもし出されており、単純にバディものとしてもいいのに二重三重に興味をそそる作品にしあがっています。

まだ既刊2巻なので、全然追いつけますよ!

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【6】ちょっと古いものからも2つ

新しくはないんですけど、好きなネコマンガをあと2つ簡単に紹介しておきます。

『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』

ホラー界の巨匠、伊藤潤二先生が描く、自分の家でかっているネコを題材にした日常マンガです。

いやあのこれは決してホラーではありません。ちゃんと日常ネコマンガなんですけど、絵は先生の絵です(笑 いやもちろん先生が描いているので当たり前なんですけどどこまでもあのタッチです(笑

はからずもワン&オンリーのネコマンガであると言っていいでしょう。大好きです。

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『きょうの猫村さん』

家政婦の猫村さんの様子を描いたほのぼの作品。

これは……なんていうか、言葉を尽くして語ることに限界を感じますので、どっかの機会を見つけて読んでみてください(笑 
このアマゾンのリンクにも「TVドラマ化!」と書いてありますが、松重さんが猫村さんに扮したこのドラマもまたすばらしい出来だったので、見れる機会があったら是非見てみてください。最高です。

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【7】まとめ

というわけでわたしの好きなネコマンガたちでした~。
無事今日のうちにあげられそうで嬉しいです。いやすでに1日遅れているんですけれど(笑

自慢じゃないけど、面白いネコマンガばっかりだと思います。面白!っと思ったものがたまたまネコマンガが多かったという稀有な事態でした。すごもり期間が長いせいで、家のなかに癒しを求めているのかもしれません。

気になったものがあったら是非手に取ってみてください。



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