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断る勇気

ちゃんと断れるようになると、

自分に必要なものが集まってくるし、
人間関係は良くなるし、
自分らしく生きれるようになる。


少なくとも、
ぼくはそう信じている。

例えば、
「これ、どうぞ」と渡されたものが、

自分的には要らないもので、
全く欲しくなくて、
寧ろ受け取りたくないものだったとして。


でも、

「断ると悪いからなぁ」とか
「相手に悪気はないからなぁ」とか
「関係性を壊したくないなぁ」とか


そうやって、

本当は欲しくもないのに「我慢して」受け取る。
本当は要らないのに「無理して」ありがとう、と言う。

すると、相手は「喜んでくれた」と思うわね。

また同じように渡そうと思うわね。

だって、「ありがとうと喜んでくれた」わけだから。


「もの」に限らず、

例えば会社の飲み会があったとして。


本当は行きたくないし、
そんな場所でお金を使いたくないし、
全然楽しくないから行きたくなかったとして。


でも、

「行かないと文句言われるしなぁ」とか
「協調性がないと思われるからなぁ」とか
「人事評価に響くからなぁ」とか


そうやって、

本当は行きたくもないのに「我慢して」行く。
本当は楽しくもないのに「無理して」楽しいと言う。

すると、そこに居た人たちは「楽しかったんだ」と思うわね。

また同じように誘おうと思うわね。

だって、「楽しかったと言ってくれた」わけだから。


「本当はこれ(もの)要らないけど無理してる」

「本当は飲み会行きたくないけど我慢している」

なんて、

超能力者でもクイズ王でもないんだから、
自分の本心なんて、相手は分かるはずもないのよ。

人は、
「自分が思っていること」ではなく、

「自分がとった行動」や
「自分が言ったこと」でしか、相手を理解できないわけだから。

じゃあこういうとき、どうするか?


自分が本当に要らないなら、
自分が本当に行きたくないなら、


「断れ」じゃなくて。

「断ってもいいんだ」と、自分に許可してやること。

そらぁ、はじめは怖いでしょうよ。

ずっと「相手からどう思われるか?」を基準にして
行動してきたわけだから。


「よし、断ろう」そう思っても、

いざその場になると、
「やっぱ相手に悪いからなぁ」って思うわね。


そらそうだわ。

だからこそ、
「嫌なら断れ」という命令をいきなり自分に出すのではなくて、

「嫌なら断ってもいい」
「嫌なら断るという選択肢もあるんだよ」

という風に自分にアプローチしてやるのよ。

そして、
断るときには「尤もらしい理由」をつけないこと。

「それじゃあ仕方ないよね」と思われるような、
「正当な理由」を用意しないこと。

「いや、要らない。」

「いや、行かない。」


もう、これだけでいい。

尤もらしい理由をつければ断りやすくなるけど、
今度は断るときにそういう「理由」がないと断れなくなる。


相手に納得してもらえるような、
ちゃんとした理由が見つけれないと、結局断れなくなる。

前にも書いたけど、
ぼくはHSP傾向なので、こういう「断る」ってのが、
大の苦手だった。


人のちょっとした仕草や目線、感情や機嫌なんかが
めちゃくちゃ気になっちゃうし、敏感に感じてしまう。


だから、
本当は欲しくもないのに、無理して受け取ったり、

本当は行きたくもないの、我慢して行ったり。


そんなのしょっちゅうだった。


「だった」と過去形にしているけど、
正確に言うと、断るのは今でもちょっと苦手だったりもする。

でも、昔に比べれば随分できるようになったし、
「断る」ということに対する罪悪感もなくなった。

それは、
最初に書いたとおり、


ちゃんと断れるようになると、

自分に必要なものが集まってくるし、
人間関係は良くなるし、
自分らしく生きれるようになる。

ということが、
実体験を通じてよく分かったから。


不要なものを抱えたり、
不要なものを受け入れたりするから

本当に自分が必要なものが手に入らないし、集まってこない。

嫌なものを嫌と言わないから、
自分の感情を素直に伝えないから、

相手はいつまで経っても勘違いするし、人間関係は良くならない。

だから結局、
「自分らしい生き方」はできないし、真逆な人生を歩んでしまう。

「断る」ときには、
根っこに「罪悪感」があって。


これが自分にブレーキをかけている。

でも、この罪悪感って、
勝手に自分が「悪いな」と思い込んだだけであって、

その自分の思い込みが、
ずっと自分を縛っているだけだったりする。

自分で思い込んでいるわけだから、
これはもう自分でどうにかするしかない。


自分で、「もうええわ」にするしかない。

そのために、
先ずは小さいことからでいいから、一回断ってみる。


自分的にちょっとの勇気でできそうなことからでいいから、
「要らない」「行かない」と断ってみる。

どうしても断りにくいなら、
はじめは適当な嘘の理由をつけてでもいいから、

先ずは「断れた」という体験を自分にさせてやる。

そして、そういう経験を積み重ねていくうちに、
今度は「理由をつけずに断る」ということもやってみる。


えいや!でチャレンジしてみる。

すると体験するでしょう。


「あれ?」ってくらい、
恐れていたことは起きないことが分かるでしょう。


「YES」よりも、
「NO」と言えるようになると人生が変わる。


「受け入れる」よりも、
「断れる」ようになると人生が変わる。





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