「すげー人」に成れなくてもいい

「よし、やろう」

そう決意して、
何かをはじめたとしても。

自分より、

優れている人

うまくできる人

人気がある人

経験が長い人

ファンが沢山いる人

能力が高い人

器用な人

チヤホヤされている人

みんなに愛されている人

そういう自分より「すげー人」を見つけては、

比較して

落ち込んで

あんな風には出来ないと自信をなくして

やっぱり自分には無理だと思って

やっぱり自分には向いてないと思って

そうやって、
「ダメな自分」という、謎の自信だけ深めてしまう。

すげー人と比較しても、
行き着く先は自信の喪失であって

得られるものは、殆どない。

でもね。

そもそも、
どんな分野にも、上には上がいるわけで。

自分よりすげー人なんて、
世の中にはゴロゴロいるわけで。

だから、

自分よりすげー人を見つけるたびに
自信をなくすという行為そのものが、

そもそも、無駄なことだったりする。

だって、
生きてりゃそういう人とは絶対出会うんだもの。

そして、

「すげー人じゃなきゃダメだ（続けれない）」という
思い込みこそが、最も捨てるべきことだったりもする。

例えば料理の世界であれば、
道場六三郎氏のような超有名な一流の料理人に

みんなが成れるわけじゃないよね。

でも、
誰もが道場六三郎氏レベルには成れないけど、

だからといって、
料理が出来ないわけじゃないし、

店が出せないわけじゃないし、
客が来る来ないも、また別の話なわけで。

教えを請うのだって、

たしかに、
超一流の人から教わりたいというニーズはあるだろうけど、

もっと気さくに、
もっと親近感をもって、
もっとラフな感じて付き合える人がいい。

肩肘張らず、
そういう人からフレンドリーに教えてもらいたい。

そういう、世の中のニーズも絶対あるはずなのよ。

みんながみんな、
道場六三郎氏を求めているわけじゃないわけよ。

でも、
どういうわけか、

「あんな、すげー人がいるから自分には無理だ」とか
「あんな、すげー人には自分は成れないから無理だ」とか

そうやって、
自分よりすげー人を探しては、
諦める理由ばかり見つけてきて、

そこで挫折してしまう。

勿体ないね。
そんなことないのにね。

「自分だからいい」
そういうニーズだって、きっとあるはずなのに。

すげー人はすげー人。

でも、

すげー人に成れなくても、全然OKなんだよ。

そういう自分だからこそ、
出来ることはいっぱいあるはずだからね。





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