地元の農家さんからお客様まで、みんなが笑顔になれる【地産地消】
こんにちは!採用担当の下川です。
突然ですが皆さん、野菜食べてますか?新鮮な野菜って美味しいですよね♪味一番フードでは農家さんと一緒に野菜を育て、新鮮で安心安全な野菜を店舗で提供しています。
▼味一番フードの店舗は「めん房本陣」と「そば処花凜」があります
味一番フードにアグリ部門が出来てまだ2年程ですが、着々と前進しています。今回はそんなアグリ部門を深掘りしてみようと思います!
ということで、味一番フードのアグリ部門第一人者である山口さんに色々教えていただきました!
山口さんは、セントラルキッチン工場長であるとともに、バイヤーとしてもご活躍されています。味一番フード直営店9店舗の食材を業者の方と交渉し、仕入れ等を管理しています。
▼セントラルキッチンの紹介記事はこちら
味一番フード、アグリの始まり
ーー山口さん、今日はアグリのことを色々教えていただきたいと思います!よろしくお願いします!
よろしくお願いします。
ーー早速ですがアグリ部門を立ち上げたきっかけは何ですか?
私たち味一番フードは、「めん房本陣」創業以来ずっと、地元の方々に育てられている企業です。
地元の方々に「めん房本陣」や「そば処花凜」をご愛顧頂いているからこそ、今の味一番フードがあります。
そんな大切な地域の方々に私たちが出来る一つの”幸せの食”(※)として、安心安全で美味しい食材をご提供することと考えています。
▼(※)”幸せの食”とは、味一番フードの理念にある言葉です。詳しくはこちら。
その”幸せの食”の一環として、美味しくて安心安全な野菜を自家栽培で提供できないかと、以前から考えていました。それは野菜を育てる人・料理を提供する店舗・お客様という、味一番フードに関わる方々の、顔の見えるつながりを大切にしたいと考えているからです。
そんな中、店舗のメニューとして出す辛味大根がきっかけとなり始動しました。
当初は辛味大根を業者さんから仕入れしていたのですが、自分たちで作る事ができたら,安心安全でしかも美味しい野菜をもっと低価格に抑えられるのではないかと考えました。
それで自分たちで畑を借りて作ることにしたんです。ただ全店舗分を自分たちで作るのは、人手も時間も必要ですし、品質管理も難しいという問題がありました。
そこで現在では農家さんと直接契約をし、一緒に野菜作りをするようになったんです。
一緒に作ることでノウハウの習得や構築が出来るようになり、その結果品質の安定にも繋がりました。
ーー店舗で提供されている辛味大根にはそんな経緯があったんですね。
地域の農家さんとの提携
ーー今栽培されている辛味大根やネギは、石川県白山市の農家さんと契約をされていますが、白山市にこだわりがあったんですか?
はい。辛味大根を作るのに、白山市の土壌の品質がとても合うんです。更に白山市は集落が多く、昔からの農家さんが多い地域なんです。これはかなりの強みだと思います。
基本土壌では化学肥料を入れますが化学肥料を入れずに、代替えした土壌づくりのノウハウを持っています。この工夫がコスト削減と安心安全な高品質野菜を栽培するノウハウにも繋がっています。
通常、野菜を作ろうとすると、材料費や化学肥料を使うためのコストがかかりますが、肥料は馬糞を使うことで費用はかからないし、個人農家として生計を立てている方々との契約で、更に低コストで出来るようになっています。
それに何といっても有機肥料で作った方が美味しいんですよ。ネギも香りが高くて全然違うんです。その美味しさをお客様に届けたい。それが根本にあります。
ーー私も辛味大根やネギを頂きましたが、本当に美味しかったです!何より安心して食べられるって良いですよね。この美味しい野菜をお客様に提供し続けるための取り組みってことですね!
はい。ただ、年々農家さんの高齢化が加速しているという問題があったんです。
地元のつながりを大切に地域活性化へつなげる
ーーたしかに農家さんの高齢化問題は課題ですよね。その問題をどうクリアしていくのか詳しく教えてください。
農家さんは高齢の方が多いため、体力的にもがっつり本格的に農業が出来ない。だから畑が出来る土地を持て余している状態なんです。なので農家さんたちの無理のない、出来る範囲で野菜を育てていく出来高制として、いくつもの農家さんと契約をしています。
少しずつ契約をすることで農家さんも負担が少なく、高品質で安定した野菜を、ほぼ年中確保出来るようになりました。
今は辛味大根とネギだけですが、これからナスとジャガイモも始める予定です。
こうやっていくつもの地元の農家さんと一緒に野菜を育てることで、地域活性化へと繋がっていると感じています。
ーー農家さんの高齢化問題から、プラスの機転を利かせているんですね。しかも、人と人との信頼関係があってこそのつながりを感じます。
これからも地域密着企業としてチャレンジし続ける
ーーアグリはまだ始まったばかりの取り組みですが、今後どんな目標を持っていますか?
今の目標は、白山の野菜をもっと多くの方々に知っていただき、この取り組みを安定させることで地産地消をし続けていくことです。
せっかく野菜を育てるノウハウを、構築している方々がたくさんいらっしゃるのにもったいない。農家さんのノウハウを活かした安心安全な野菜を、もっとたくさんの方に愛されることで活性化に繋がります。
地元野菜を仕入れられれば、「めん房本陣」や「そば処花凜」で、地元の美味しい野菜を提供し続けられるんです。
だから、企業として地産地消を継続的に取り組んでいくためにも、地元の農家さんと一緒に野菜を守っていきたいと思っています。
ーー今回のお話を聞いて、お店で提供している辛味大根やネギを、より身近に感じることが出来ました。山口さん、本日は貴重なお話本当にありがとうございました!
まとめ:味一番フードは地元と寄り添いながら地元の野菜を提供し続けていきたい企業
いかがでしたでしょうか?今回は、味一番フードのアグリ部門についてご紹介しました。
「地元とのつながりを大切にした企業で働きたい!」
「美味しい地元の食材でお客様を幸せな気分にする仕事がしたい!」
という方は採用サイトからご連絡ください。最後まで読んでいただきありがとうございました!