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カウンター8席から、県内外9店舗への道のり|社長に聞く「めん房本陣」創業ストーリー

こんにちは。採用担当の下川です。

今回は、株式会社味一番フードの原点である「めん房本陣」の創業ストーリーに迫りたいと思います!

創業当時のお話は、私たち社員に向けて、社長直々にお話をしてくださった事もあります。お話を聞かせていただく度に力が湧くような、私にとって大好きなストーリーです!

このストーリーを皆さんにもぜひ共有したいと思い、noteにまとめることにしました。創業者である 株式会社味一番フード・代表取締役の村上に、当時の様子をインタビューしたところ...

「創業当時はカウンター8席のみ」

「商売・飲食業の経験、貯金、信用もゼロからの出発...」

と、現在の味一番フードからは、想像もつかないようなワードがたくさん。そんな創業を手掛けた村上社長は、現在も毎日欠かさず店舗を回ります。現場のパートさんやアルバイトさんたちにも声をかけ、和気あいあいとお話をされます。

社長の村上です

自ら現場に足を運び、気さくに話しかけてくださる社長だからこそ、みんなから親しまれているんだな、と感じる日々です。

「いばらの道だった12年間」の内容や、「社長を変えた元同僚のことば」とは?52年前の創業ストーリーは、大変濃い内容となっております!詳しくまとめましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。


めん房本陣について、簡単にご紹介します

「めん房本陣」とは、株式会社味一番フードが運営するお店の一つ。鉄鍋を使った1人前の鍋うどんや、種類豊富な単品うどん・そば、御膳など、自家製麺を活かしたメニューが多数あります。郊外にあり、地域の方々に慣れ親しまれているお店です。

▼「めん房本陣」公式HPはこちら
めん房 本陣 | 石川・富山のうどん・そば処 (menbo-honjin.com)

味一番フードは「めん房本陣」の他に「そば処花凛」も運営中。大型ショッピングモールの中のテナントとしてあります。十割せいろを中心とした本格的なお蕎麦を堪能でき、落ち着きのある空間が大人の女性に好評です。

▼「そば処花凛」公式HPはこちら
そば処 花凛|富山・石川の石臼挽きそば処 (soba-karin.jp)

1971年(昭和46年)「味一番」(後のめん房本陣)を創業
1983年(昭和58年)「株式会社味一番フード」を設立
現在、石川・富山にてうどん・そばの自家製麺の店「めん房本陣」を7店舗、蕎麦専門店「そば処花凛」を2店舗を直営

お店の詳細は、こちらの記事でもご紹介しています!ぜひ、読んでみてください。


当時25歳、8席からスタート!いばらの道だった12年間

ーー社長、それでは早速、当時のお話をお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

はい。当時わたしは25歳。それまでは国家公務員として働いていました。ですが「公務員として先が見える人生より、別の人生があるのではないか」と、一念発起し脱サラ。

そんな時、知り合いから「うどん屋をやってみないか」と誘われ、軽い気持ちでスタートしました。たった一人で、住宅街に小さなカウンター8席の店舗を借り、うどん屋を始めました。

ーーカウンター8席!現在、石川県内外で9店舗を展開するめん房本陣からは、想像しにくいですね。

そうでしょう?それだけでなく、最初は街の製麺屋からうどんを買って運営をしていたんです。ただ、「これでは店の強みがない」と思い、自家製麺を作ることを決意。その後は、美味しいうどんを作るため毎日朝から晩まで、開発に2年ほど没頭しました。

ただ、なかなかそう簡単に上手くいかないものです。今思えば、創業からの12年間は「いばらの道」という言葉がピッタリで、毎日生きた心地がしませんでした。

自分のことながら、本当によくやってきたなと思います。

若い頃の社長が、製麺機でうどんを作っている貴重な写真

近くには老舗のうどん屋があり、昼時になると満席の状態でした。ですが私は、商売の経験・飲食業の経験・貯金・銀行の信用、何もかもゼロからの出発。満席で入りきれなかった人たちがめん房本陣へ流れてくるという、なんとも情けない状態でした。

家賃も払えないという苦しい生活が続き、公務員だった頃と比べて生活パターンが180度変わりました。まるで別世界へ来たかのような感覚でしたね。


「未熟さに腹がたった」自分を変えてくれた、元同僚のことば

ーーそんな苦しい生活から、社長に訪れた転機を教えていただきたいです。

私の転機は、「元同僚のことば」によって訪れました。

当時 私は、妻と幼い子供の3人家族。昼の営業が終わり、夜の営業までの空いた時間は、アルバイトをして生計を立てる生活が、長らく続きました。

経済的な問題から家では揉め事が絶えない状態。商売の難しさも痛感していて、すべてをネガティブに考えていた状態でした。

そんな時、以前勤めていた職場の元同僚が、

「この店が潰れるのは時間の問題だ、とみんなが言っているぞ」

と教えてくれました。

その言葉を聞いて、自分の未熟さに腹が立ち、腹わたが煮えくり返る思いになりました。「潰してなるのもか!」と自分を奮い立たせたことを覚えています。

元同僚の言葉がなかったら、今の「めん房本陣」はなかったかもしれません。

仕事中にパシャリ


考え方が変われば未来が変わる

ーー元同僚のことばから転機が訪れ、めん房本陣は現在の形に。社長が考える、これらの成功の秘訣は何でしょうか?

ただ、やる気があるか無いか、の違いだけです。天才は別として、個々の人間の能力の差はありません。

まず、何事も目標を持ちましょう。夢の実現に向けて、日常がどうあるべきかを考えて行動すべきです。その結果、成功を自分で勝ち取ることにより、自信も湧いてきます。得た自信は、さらに上を目指すことに繋がるのではないでしょうか。

ーーでは最後に、めん房本陣を含む、味一番フードの今後についてお伺いしたいです。

「めん房本陣」「そば処花凛」は、”地元で良心的” “行ってよかった” と思っていただける、名の知れたお店でありたいと思っています。

各店が地域一番店を目指す。この目標に近づけられるよう、一歩ずつ、皆さんと共に頑張って行きたいと思っています。

そして、ご縁があって、当社の社員として働いてくれるからには、仕事や私生活も充実した日々を送って貰いたいと思っております。

加えて、味一番フードで働くことで人間的にも大きく伸びて欲しい気持ちで一杯です。

いつも優しい笑顔をくれる村上社長

ーー社長、創業時のお話に加えて、心に響くお言葉も頂きありがとうございました。


最後に:歴史ある味一番フードで、一緒に働きませんか?

今回、このnoteで「創業ストーリー」を作成するにあたり、社長にご協力をお願いした際、いつも通りの快いお返事をいただきました。

温かなお人柄は、大変なご経験を経てこその現れだと、改めて感じました。また機会を作って、お話を伺いたいと思います。

また、創業ストーリーを知って味一番フードに少しでも興味を持った・この人と一緒に働いてみたいと思った方は、ぜひ採用サイトよりご連絡いただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

採用サイト

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