地元食材がお店に届くまでを知りたくて【収穫体験】をしたら収穫以上の喜びがあった
こんにちは!採用担当の下川です。
もうすぐ5月ですね。「めん房本陣」や「そば処花凛」の店舗では、季節感を感じるお料理でお客様に楽しんでいただいています。美味しい料理をお客様にご提供するため、いつも鮮度の良い食材がお店に届きます。
▼「めん房本陣」紹介記事はこちら
▼「そば処花凛」紹介記事はこちら
中でも、うどん・そばを提供している私たちに欠かせない食材の”ネギ”。
味一番フードでは、地元の農家さんと提携して、常に採れたてのネギを仕入れています。
▼白山ネギをご紹介した「地産地消」の記事。ぜひ読んでみてください。
そして4月上旬、ちょうど収穫時期ということもあり、以前から考えていた「ネギ収穫体験」を実施してきました。今回はその様子を皆さんにお伝えしたいと思います。
この収穫体験は、社員研修の一環として普段使用している食材の理解を深めるためです。フードロスが社会問題となっていますが、この取り組みからも学び、今後にも活かしていこうと考えています。
ネギがお店に届くまでを知りたい!
私は以前「地産地消」の記事を書いた時、自分自身とても学ばせていただきました。そして、私たちは食材を扱う仕事をする者として、栽培し出荷するまでのことをちゃんと知る必要があると感じました。なぜなら、普段から食べ物を大切にするという意識はありますが、実際に農家さんとふれあい、農業を体験することで、より食材や農家さんに対するリスペクトが高まると感じたからです。
そうすることで味一番フードらしく、地域の方々の顔が見える繋りによって、更に地域密着企業になると思います。
そんな思いを胸に、今回はセントラルキッチンの社員と、店舗の若手社員で体験させてもらうことになりました。
前日にすごい土砂降りの雨が降りましたが、当日は晴れて良かったです!
白山市のネギ農家さんご夫妻が、温かく出迎えてくださいました。ネギ農家さんの朝は早く、午前中にはその日の分の出荷をしなければいけないということで、作業の邪魔にならない時間でお手伝いさせていただきました。
商品のネギが輝いていた
まず工場の中では、収穫してきたままの泥がついているネギを、皮むき機できれいにし、太さに合わせて振り分けられていきました。その機械は危ないので農家さんがやりましたが、振り分けられたネギの緑色の上の部分をカットする作業をさせていただきました。
次にネギを束ねるため、紫色のシールで止めていくという作業もさせていただきました。よくスーパーなどで見かける姿になりちょっと感動しました。
商品になるネギは、本当にツヤツヤで、瑞々しくハリもあって、真っ白に輝いて見えました。
中の作業を体験し、次はネギ畑へ。
夢中になった収穫
今回収穫体験させていただくのは、収穫が終わった畑です。そこには売り物にならない規格外のネギが、まだまだたくさん生えていました。
とは言っても、売り物にならないだけで、すごく美味しいし、料理として出すことも十分可能なネギです。農家さんもこれを収穫し処分するのがとても大変で、そのまま放置してあるとのことで、そのネギを「採った分持っていって良い」と仰っていただきました。
農家さんも助かるし、私たちもネギをたくさん頂けるということもあって張り切りました!
太くてなかなか抜けないものや、スルッと気持ちよく抜けるものなど色々でした。
そして気付けば、大量のネギが収穫できました。
トラクターの前も後ろもネギ。夢中になりすぎて、気付けば全部処理できるのか不安になるくらいのネギを採ってしまいました。
後日店舗では、スタッフの皆さんやお客様にも配ったと聞きました。商品だけでないお客様との繋がりが見え、喜んでいただけている顔を想像し、なんだか嬉しかったです。
何もしなかったらそのまま処分するしかないネギが、こうして笑顔を生み出せる食材になれたことに、「やって良かった」と改めて感じました。
そして、頑張ってくれた若手社員にも、感想を聞いてみました。
みんなそれぞれに体験から気付きなど感じ取ってくれて良かったです。
そしてご協力してくださったネギ農家さんに、本当に感謝しています。これからもこの良い繋がりを大切にしていきたいです。ネギ農家さん、ありがとうございました。
まとめ:農業体験は食を通じて人との繋がりを学べる体験だった
いかがでしたか?今回はネギの収穫体験についてお伝えしました。
また1人でも多く、食を通じて地域の方々と触れ合い、地域と繋がる仕事に興味を持ってくれたら嬉しいです。
「地域との顔が見える繋がりを仕事にしたい」
「食を通じて笑顔を届けたい」
という方はお気軽に採用サイトからご連絡ください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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