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【新事業に挑戦】食の物販事業へかける想い

こんにちは!採用担当の下川です。

先日、味一番フードでは新業態の「食の物販事業」が本格的にスタートしました。

その最初を飾ったのが「ポリポリさん」。

「ポリポリさん」

今、新業態の立ち上げ時期の真っ只中。私も関わっている一員として、物販に賭ける想いを皆さんにお伝えしたいと思います!


商品「ポリポリさん」?

「ポリポリさん」はうどんから出来たお菓子です。

写真からもポリポリっと聞こえてきそうじゃないですか?笑

その名の通りポリポリっと食べられる、生のうどん麺を素揚げしたスナックで、うどんの塩気がほのか~にします。ちなみに現在店頭で販売している”うどんスティック”がベースになっています。

自家製麺ならではの2種類のうどんを使用することで、違う食感を味わうことができます。

冷たい麺に使用の平打ち麺は軽やかな歯ごたえ
温かい麺に使用の細麺はポリッとうどん感強め

ポリポリとリズムよく食べられるお菓子に、親しみを込めて”さん”を付けて「ポリポリさん」にしました。

そして、名前もさることながら、このキャラクターも結構インパクトがあると思いませんか?

このポリポリさんキャラクターは、うどんの結び目が元となっています。

うどんは昔から、つながりや絆を意味することがあり、更にうどんの結び目は、ご縁や結びつきを意味することもあるとのこと。

そんな意味を持った、うどんの結び目がたくさん入っている「ポリポリさん」。きっとお店とお客様とのご縁をより一層良いものにしてくれる、縁起の良いお菓子になるはずです!

それでは、ここから新事業「食の物販事業」が本格的に立ち上がるまでをお話ししたいと思います。


新事業、「食の物販事業」を立ち上げる

そもそも味一番フードは、うどん・そばの自家製麺店「めん房本陣」と、そば専門店「そば処花凛」という2つの業態を持つ外食産業です。

▼味一番フードの原点となる「めん房本陣」note記事

▼「そば処花凛」の紹介記事はこちら

現在石川と富山で、2業態合わせて9店舗を直営しています。

”幸せの食”をご提供することを理念としている味一番フード。店内体験だけにこだわらず、店舗以外でも”幸せの食”を広げていきたいと思っています。

▼味一番フードの理念についてはこちらに詳しく書きました

そして更に企業として安定したサービスをご提供し続けられるよう、第三の柱となる業態をつくり、新型コロナなどの世間の状況や時期に左右されにくい、収益源の構築を作る必要があると考えました。

それともう一つ、新たな事業に挑戦することで働く人たちに新しい風を入れたいと考えています。今までとは違う学びや課題に立ち向かう仕事の面白さや、視野を広げることによってこれまでとは違う新しい考え方からの社内活性化も目的としています。

そこで、「めん房本陣」では以前からお持ち帰り出来る商品サービスがあったこと、今ある味一番フードの商品やノウハウを活かしたもの、ということで店頭でも販売できる物販を、ということになりました。

最初は「めん房本陣」のうどん・そばをご家庭でも食べられるようにということで、冷凍のうどん・そばを販売しました。ですが、なかなか上手くいきませんでした。

販売してみてまず実感したことは、ターゲットである本陣のお客様がお帰りの際、レジ横で魅力を感じ購入するまでの一連の知識が全く無いということでした。

本陣のお料理で楽しんだお客様が、魅力的に感じていただける商品でなければ買っていただけない。

最初はそんな当たり前のようなことも、初めてのことばかりでした。


何もわからないところからのスタート

飲食店は、お料理やお店の雰囲気、スタッフのおもてなしなど、お料理以外にもあらゆる魅力が店内いっぱいにちりばめられています。その魅力があるからこそ「めん房本陣」にわざわざ足を運んでいただけるのだと感じています。

ですが物販の視点で見た時、お客様が何に魅力を感じるのかなど全く分かっていませんでした。

そこからもがく日々が始まりました。

お客様のことや、自社のこと、他社のことを自分なりに勉強しました。しかし、商品を作っていく基礎すら持っていない状態で、”第三の柱”という目標もほど遠く感じていました。

そんな時、一年を通してプロ人材の方々と協働して商品開発できる取り組みがある、ということを知りました。

今の味一番フードには、基礎の習得が第一に必要だと考え、いろんな業種のプロが集まっている副業人材企業に協力していただくことになりました。


副業人材でその道のプロから勝ち筋を学ぶ

物販の一連の流れである、商品開発から販売、更には販売をする中での改善までを学ばせていただくことになりました。

そして、自分たちで自走出来るようになるための考え方などを、今もコーチングしていただいている最中です。

最初は味一番フードの方向性や店舗の様子、どんなお客様がご来店しているのかなど事細かに共有し、自分たちも再確認していきました。

そうして実際に商品を開発するまでに、何度も何度もミーティングを重ねました。

やっとという感じで商品開発に進みましたが、そこからは本当に大変でした。今まで使っていなかった筋肉を、毎回全力で動かしている感覚でした。

コンセプトの重要性や創造する時の考え方など、実践しながら学ぶことが本当に貴重な時間だと毎回感じています。

そして協働での開発によりプロの方々と一緒に作り上げた販売促進のコンセプトは、「ポリポリさん」と友だちになる、というものでした。その作戦の内容は以下の通りです。

①玄関のボードには大桑店のパートさんが書いてくれたポリポリさんの可愛い絵がお出迎え
②ポリポリさんがランチョンマットで自己紹介
③お料理を待っている間、塗り絵のポリポリさんと遊ぶ
④塗り絵を塗ってくれたらポリポリさんシールをget♪
⑤壁一面にみんなが塗ってくれたポリポリさん

販売促進で、ご来店から退店までにポリポリさんと子どもたちとが友だちになるという手段は、思いもつきませんでした。

実際販売している大桑店のパートさんから、毎回とても嬉しい報告をたくさん頂きます。

お子様連れのファミリーのお客様がご来店時、入口ドアが開いた瞬間に園児ぐらいの子供や小学低学年の子供さんが(ポリポリさんだぁー!!)と声をあげて、壁に貼ってある、子供さん達が塗った(塗り絵)を見つけて声をあげていました!
不思議と、子供たちは、ポリポリさんのキャラクターを覚えてもらえるのが早いのに驚きました!

おじいちゃん、おばあちゃんから、お孫さんまでのファミリーのお客様には、ポリポリさんの、お菓子の説明時、真剣に話しを聞いてくれていて、おばあちゃんはお孫さんの塗り絵タイム時間を、あたたかく見守っています。

大桑店の皆さんのご協力もあり、以前からある”うどんスティック”とは比べ物にならないほどご購入されています。

このような機会を味一番フードにいながら、各方面で活躍されている方々と一緒に商品を作る機会なんて、めったにない経験だと思います。

さすがプロは違うといった感じで、自分の力の無さを実感したり、突っ込まれて四苦八苦したりと、本当に毎回鍛えられています。なのでミーティング前は、毎回憂鬱ささえ感じました。

でもだからこそ、ノウハウを習得できていると実感したり、冷凍麺を販売していたころとは知識量も全然違うと思います。自分たちだけでは、基礎を理解するのにすらこの期間でたどり着けなかったと思います。

頑張ってきた甲斐もあり、最近は少し耐えられる筋力も付いてきたと実感しています。

まだまだ先は長いですが、目先の目標である「ポリポリさん」の全店展開を目指して、みんなに愛される商品へと育てていきたいと思っています。


味一番フードの第三の柱を創っていく

今物販事業が本格的に立ち上がったばかりですが、将来的には味一番フードの収益源としての第三の柱となることが大きな目標です。

今はまだ「めん房本陣」というブランドの力を借りながら、本陣のお客様へ向けて商品を作っています。ですが、これから新しいブランドとして、地元の方々に物販単体としても”幸せの食”の新しい形として広げていけるよう、注力していきたいと思っています。

物販事業を立ち上げられたからと言って、当然上手くいくことばかりではないと思います。きっと私も壁にぶち当たり続けると思います。

それでも味一番フードとしてのこの挑戦が、味一番フードの全従業員の勇気となり、誇りとなることが出来れば本当に嬉しく思います。

そして、一緒に悩み、挑戦してくれる仲間が一人でも増えることを願っています。


まとめ:「ポリポリさん」は挑戦する味一番フードの希望が入っている

いかがでしたか?今回は味一番フードの事業として新しく立ち上がった物販についてお伝えしました。

もし”めん房本陣大桑店”にお立ち寄りいただいた際は、レジ前に販売している「ポリポリさん」を見ていただけると幸いです。

「一緒に挑戦してみたい!」

「色んな形の”幸せの食”をたくさんの人に届けたい!」

という方は、ぜひ味一番フード採用サイトまでご連絡ください!最後まで読んでいただきありがとうございました。

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