見出し画像

3

他のお宅はどうなってるか知らんけど
我が家で変わらなければいけないのは
明らかに私。

息子の寝顔を見ながら考えました。
良い子なのに。
こんなに良い子なのに。
可哀想な子だなぁ、こんな親で。

そこそこお高いお値段でしたが
そこは宗教を本気で検討している身。
お布施だと思えばまぁ序の口です。

さっきまでライブをしていた
講座の主宰者に
文字通り夜中のポエムみたいなLINEをして
当たり前ですが背中を押してもらい
震える指で申し込みました。

絶対に変わってやる。
絶対に元とってやる。

そんな気持ちで始まったオンラインママ講座。
アドラー心理学をベースに作られたマインド講座でした。
色々な学びがあり、色々なワークをやり
とにかく行動、行動、行動。

今まで何回改心しても
何度後悔しても
何をやっても
変えられなかった自分の価値観、子育て

厳しくしつけて
優しく諭して
ガチサポートしてみたり
突き放してみたり
それでもスケスケで見えてる
私の中の”結果”の欲しさ
私の思考を支配するべきねば論

なのに6ヶ月後
全部どこかに行ってしまった


夜の号泣がなくなり
朝のため息がなくなった

ママ友と会えば愚痴や
子供の悪口には事欠かなかったのに
愚痴がなくなったから話すことが一瞬なくなった

問題集と受験のノウハウ本
特性っこはこう伸ばす!みたいな本の山が
本棚から消えた

夜中のSNSパトロールがなくなった

子供への変な期待が
可哀想という思いが
漠然とした不安が 
なくなったのです

何が起こったのでしょう。

その講座の内容は、ワークは、確かに良かった。
でも、この大きな変化にはもうひとつ、絶対に必要だったことがあります。

それは仲間です。

新しい選択をする時
今までと違う行動をしてみようとする時
はっきり言って怖かった。

今までの私のこだわり
エビデンスを漁ってこれが良いと信じていたもの手放したら、今までの自分は何だったのか
整合性がとれなくない?
なんか恥ずかしくない?

変わらなければいけないのに
謎のプライドで一歩も半歩も動けない

その時、できるよ!頑張れー!と
背中を押してくれたのは
一緒に変わろう、失敗してもやってみようと
していた仲間の存在でした。

その時の仲間とはもう
一生のご縁。

だってだいぶさらけ出して
カッコ悪いところ見せ合って
讃えあってきた仲ですから。

こうして、行動を重ね、
仲間と励まし合いながら
私の中で不可逆で大きな変化が起こり
まったく新しい人生が始まったのです。

#発達障害
#知的ボーダー
#ADHD
#ASD
#LD
#HSC
#特性っこ育児

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?