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“意味も目的もない文章”を語り部的に残す、と10月19日の日記【あと73日】

田舎に住んでいると、「語り部」というおじいちゃん、おばあちゃんがいて、地元の古い歴史とか、土地の成り立ちだとかを観光客とか何かの施設を訪れた人に説明をする人たちがいるんですね。

彼らがどうしてそういうことをやっているのか、についてぼくはこれまで深く考えてこなかったんですが、こうやって毎日、特段お金を生むわけでもない、いわゆる“生産性のない物書き”をやっていて思うことがあったので、今日はそれを書き残しておこうかと。

価値なんかいらない

いきなり思い切ったことを言いましたが、「語り部」と呼ばれる人たち、何かを生産しているというよりは、自分の中にあるものを何度も繰り返して「伝えている」んです。

で、彼らが守っているものっていうのは、その土地の情報であり、人々の歴史や記憶だったりするんです。

それはもちろんそこに住む人たちからすれば、すごく大事なものではあると思うし、後になって歴史的な価値がでてくるかも知れない、少なからずそんな可能性はあるかも知れません。

ただ、そういう目的でやっているかと言えば、違うでしょう。

彼らは伝えたくてやっているんです。

もちろん、その土地の情報を「口伝で守る」という強い意志を持って。

あるいは趣味的に、人とのつながりの一環としてやっている。

でも、それでいいんだと思います。

どうしてもこの社会は、今時点での「生産性」とか「意味」とか「価値」にばかりとらわれていて、逆にちょっと「貧しい」なぁと思ったりします。

本当の「価値」っていうのは、「今」ではなく、ずっと後世に残った上で、その時代の人たちや価値観で決まるものだとも思っているので。

歴史上の偉人って、だいたいがそんな感じで認められていきますよね。

そういう考えもあって、ぼくもそういう“意味のない”文章を、ずっと書いていきたいなぁと思うんです。

むしろ、だからこそ続いているとも言える。

こうして毎日書き残しているnoteの文章って、無料のものも有料のものもあるんですが、それはあくまで「購読権」とか「入場料」の話であって、その「文章の価値、価格」ではないと思っています。

自分の文章に意味がない、価値がない…とまでは思いませんが、そこまでこだわる必要があるのかと言えば、「全然ない」と言えます。

あくまでも「心構え」の話でもあるけれど、あんまり現代的な目線での「価値」とか「意味」にとらわれすぎず、評価されるとかされないにも関わらず、とても自由に、羽を伸ばしているような文章をこれからも毎日残していきたいなぁと思いました。

常に評価をする側(世間や社会)が正しいとは限らないし、それは時代によって大いに変わると思います。あくまで自分目線を大事に、これからもくだらないことをたくさん書き残していきたいな、と思います。

現代の語り部として、noteを書いていきますね。

どうぞ、よろしくお願いします。(何がだろう。笑)

今日はそんなところで!

 *

今日の一曲

さて、今日はまたいい曲に出逢いましたよ。

ちなみにこのコーナーって、誰に頼まれてやってるわけでもないんですが、「ぼくの音楽備忘録」だと思って読んでやってください。

最近ラジオでよく流れてくる曲で、気になっている曲です。

朝起きてサッと流しておいても、邪魔しないです。

すーっと入ってくるいい曲。このアーティストは始めて知ったんですが、他の曲たちも聴いてみようと思います。

 *

10月19日(月)

週明けの月曜日も朝から元気に5時に起床。

週末は蓼科に行っていたので身体に疲れもあるかなぁと思っていたけど、残っていたのは、前日のヨガの筋肉痛だけ。心地よい疲れ。

日記とnoteをつけて、6時半から外歩き。この時期とても空気が澄んでいて気持ちいい。肌寒さも帰る頃にはホクホクしてる。ラジオ体操をして帰宅。

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ご飯と、納豆に卵黄、かちゅー湯を作って朝ご飯。ボリュームがすごくちょうどいい。

娘を幼稚園に送っていって、自分も出社。

猿田彦には寄らずにまっすぐ出社。

月曜なので週初のミーティングなどあって、今週やることを自分なりにまとめる。

お昼はアトレで参鶏湯。

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おいしかったけど、店員さんの雰囲気がちょっといまいちなので、二度目はないなぁと思う。チェーンだし、あんまり気にしない。

午後は、一件学生のオンラインの取材に同伴。

朝9時のエストニア留学中のアーティストとつなぐ。いろいろとたのしい話が聴ける。

帰宅して、妻が蓼科で買ってきた「チキン」で作ったサラダと、スープ、ごはんをいただく。


その後、以前に録画しておいたBS1のドキュメンタリー「東京リトルネロ」を観て、とにかくすごく疲れる。コロナを題材にした貧困をテーマにしたドキュメンタリーだから仕方ない。心に余裕のある時でよかった。

仕事で関わりのあるクリエイターが共同ディレクターをしている番組。

とても眠気がありすこしそのまま横になって、23時くらいにお風呂に入り、就寝。

週末遊び回ったので、身体は確実に休ませないとな1週間。

ぼくも誰かの応援をしようと思います!