登場人物は、少ないほうがいい。
最近気づいたのだけど、私にとって、登場人物は少なければ少ないほど良い。
(だからといって「1人」はあんまり面白くないので、「2人」くらいがいい。)
このことに気づいたきっかけは、『Before Sunrise』という映画だった。電車で出会った男女が恋に落ちる物語。ほぼずーっと、2人の会話だけで進んでいく。これがすごく面白い。
そういえば、日常生活でも同じだ。
人数の多い飲み会よりも、2人きりでしっぽりと飲む方が好き。もちろんみんなでワイワイも楽しいのだけれど、それよりも、目の前の人と1対1で向き合うことに喜びを感じる。
面と向かって話せば話すほど、相手の中心部分に近づいていく感覚が嬉しいのかもしれない。みんなでいるときにはあえて話さないようなことを、飾らない言葉でぽつぽつと語り合う。そんな対話が私の心を満たすのだと思う。
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