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グッとnote。(2019年から)

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自分が読んでグッときたnoteを綴るマガジン。こころを元気にしたり、何かのヒントになるかも。10個以上「スキ」がついた自分のnoteも綴じます。なんというか“GOODなnote”
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#お店

居心地と買い心地。

定期購読マガジン10月最後の配信です。 (今月も本当にありがとうございました…!) ---------- さて。 何度も書いていますがカフェには"居心地の良さ"が必要です。気持ちよく過ごせる、ということが必要です。 今も「新店のキーワード」を考えるときにまず思いつくのは究極の過ごしやすさです。 とはいえそれを突き詰めていったときに頭をよぎるのは自分が通っていないお店にも「居心地のいいお店」はたくさんあるよね、ということ。 居心地がいいだけではどうやら人は通うことがで

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心を留めるな【期待も悲観もない。飲食店での働き方】

お客様に心を留めない。どんなに忙しくても何事もなかったかのように振る舞え。どんなにうまくできても無限にそれの繰り返し。新しいことは何もない。 そしてそれを受けいれろ。 ---------- 僕はカフェ(飲食店)の世界に入ってから13,4年ほど経ちます。いろんなお店や会社がありましたし、いろんなお客様に出会いました。出会いもあれば別れも当然のようにあります。 いい人もいたし、嫌なやつもいて、それは同僚でもそうだしお客様でもそうです。 お店が忙しい日もあれば、急に暇になった

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いいカフェの条件

長年いいカフェについて考えています。それが仕事なんだけど。 そのとき真っ先に「美味しいお店」は条件から脱落していきます。不要であるということではなくてまずいものを作るほうが難しく「美味しい(まずくない)」は最低条件なのです。 備わっていて当たり前で水洗式トイレのようなものです。(失礼…) インフラのように人間は便利なものを求めます。美味しいはもはやそういうものと同じで求められて当たり前。答えて当たり前。 当然の需要と供給なのです。 この定期購読マガジンは月に4回の配信で、カ

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時給1000円

時給誰もが自分のプロダクトを売るということを考えない。いや、考えられない。 他の誰かが生み出したサービスや商品を売ってお金を稼ぐ。 そういう仕事が当たり前なのだ。すでに存在するものをすでに構築されたシステムで売る。 そんなに難しくはない。中には高校生でもできることがある。だから時給が1000円を下回る、なんていうことが起こる。 経営者からすると1000円(例えです)を毎時間100人に払うというのは決して安いことではないけどもらう側からすると安くはないけど高くもないでしょう。

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ニュアンスに安心するな

先日、目黒の中華屋さんにお昼ご飯を食べにいった。ビールを飲むつもりでもいたのでお昼ご飯ではないかもしれないが、タイミング的にはお昼ご飯である。 いかにも古い街中華といったお店のようだった。 11時半オープンという食べログなどのインフォメーション通りにお店が開いているか不安だったので行く前に電話で確認をした。 「今日は営業されていますか?」 こういうお店がググった先の情報で動いていた試しがない。 「お昼からやってますよ」 休みではないようでほっと胸を撫で下ろした矢先に

「アイデア出ないね、お茶でも行こうか」のスタンスで|クリエイティブユニット『TENT』治田将之・青木亮作

こんにちは。美濃加茂茶舗です。 このマガジンは、「違いを面白がる人」や「本物をわかろうとする人」を大事にしているわたしたちが、読者のみなさんと一緒に「本物」を考えていくメディアです。 第三弾の今回は、数々のプロダクトを世に送り出してきたクリエイティブユニット、TENTのお二人にお話を伺いました。 〈今回の「本物を知る人」〉 TENT 2011年に青木亮作さん(左)と治田将之さん(右)により結成されたクリエイティブユニット。 高層ビルのような固定された強さではなく、テント

苦悩を売れ

この記事は定期購読マガジンの記事のため途中から有料です。 今年もあっという間に半分。 6月もよろしくお願いいたします。 ---------- いらないモノは買わないさて今日は世界一のテクノロジーや革新的な技術、世界にで戦えるような商品がない僕らは「何を一番売るべきか」という話をしたいと思います。 飲食店に限らず、何かを売ることでお金を稼いでいる人には共通する話だと思います。 飲食店は基本的にはコーヒーやケーキを売るというのが仕事です。カフェや喫茶店の目玉が雰囲気や空間

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正しく読むという防災

注射を打たれただけだ。恐れという名の予防接種を。 この記事は定期購読マガジンの記事のため途中から有料です。 -------------------------------------------------------------------------------- 以前、このマガジンで書いたことをようやくお店のオフィシャルなもので公開することができました。 ひとまず段階的に固定費を減らしていきます。(家賃は減額交渉済み) 店舗は残しておき引き続きオンラインで活動し

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なぜ自粛を続けるか

この記事は定期購読マガジンの配信のため途中から有料です。 このマガジンはカフェを開業すること、継続することについて書いていきます。 カフェは時代や街を大きく写します。 それを通して分かることがあるし、それを見誤るとカフェを経営することが途端に難しいものになってしまいます。 そんな視点で綴るマガジンです。 月額¥500、1日あたり17円ほどの週刊誌です。 僕個人の新店舗開業までの進捗や現店舗のウラオモテなども並行して。 カフェをやってる人も、これからやりたい人も。ただカフェが

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今後のこと

こんにちは!5月最初の定期購読マガジンの配信です。

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4万分の1を自覚せよ

この記事は定期購読マガジンのため途中から有料です。 さて、コロナウイルスによってうちもそうですがEC(オンライン)での商品販売を始めているお店や会社さんが多くなってきました。 飲食店に限らずライブハウスもそうだし、美容室でも営業が再開してから使える売り上げを先取りできるチケットの販売など、いろんな業種業態がいわゆる「通販」に軸足を置き始めています。 実店舗での営業ができないので当然の流れですね。 東京のイルマン堂さんが自店の休業について 「喫茶店は今1番いらない。テイクア

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オンラインとオフラインの壁がぼやけてきた

宮城県のうちの店舗の近くでも感染が確認されコロナウイルスの感染拡大が対岸の火事ではなくなりました。仙台市ではいまだに感染者が増え続けています。(当たり前だけど) 明日は我が身のハズが、人は「自分の番」が来ないと自分ごとで考えることが出来ません。 以前も書きましたが飲食店(実店舗があるものは全て)はこのウイルスの拡大を抑えたい一方で、お店を利用してもらわないといけないという葛藤と闘っていて、折衷案としてテイクアウトやデリバリーに移行していっている段階です。 うちは仙台ではい

お金は諦めた時にお金になる

この記事は定期購読マガジンの記事のため途中から有料です 僕は今、地元仙台に帰ってきております。 仙台でもコロナウイルスの感染者が増加してきて先月から書いていましたように店舗を休業することにしました。 (その後予想どおり週末に仙台でも自粛要請が出ました) もちろんこれまで実店舗の売り上げに頼ってきたので休むことは売り上げが消えるということなのですがこのタイミングでオンラインでできることを構築しようと社員たちといろんなことに取り掛かっています。 そういう活動が軌道に乗るまでは

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珈琲を飲みたい、と選びたいは違う

instagramでも書いたことなんだけど書き足りなかったので追記。 ーーー 今 「サードウェーブというバズワードによってコーヒーは不自由になった」という話が話題になっています。 サードウェーブというのはコーヒーの潮流というかトレンドの名前です。(知らなくていい) これは日本一ざっくらばんな説明をすると、1stがコーヒーの消費量が爆発的に増えはじめた時代で、2ndはエスプレッソの様な深煎りの細挽きをアレンジして楽しむスターバックスを筆頭に、コーヒーが様々な世代に間口を