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5/17

5:46起床。

今朝も晴れ。
いつもは目線の高さにある太陽が、少しだけ高い。

昨日見た夢。
人でごった返す古本屋で『BRUTUS』を探していた。
迷路のように入り組んだ建物で、2階に行くには梯子を使う。
1階と2階は吹き抜けになっていて、天井には大きな明かり窓が付いてた。
実在しそうなすてきな古本屋だったけど、
突然キングコングみたいなのが現れて、人々は恐怖に陥れられた……。
評価で★1になりそうな結末だった。なんだこれ。

体の調子は悪くない方。

食欲は無い。
また牛乳飲むか……プロテインパウダー混ぜて。

なんだか、昨日の夜は死にたい気分だった。

……いや待たれい、紳士淑女。
「うわ、重たい」ってブラウザバックしようとする手を止めてください。

なんて言ったらいいのかな。
ただ「死ぬのも悪くないんじゃないかな」って、
コンビニに肉まんを買いに行くくらいの気持ちになった。
不謹慎かな。
でも、たまにそういう気分になる。

僕から死に近づくんじゃなくて、
死が僕に近づいてくるような。
死が、「おいで」って僕の手を引こうとするときがある。
僕は、「もうちょっと待ってて」って、首を振るけど。
「そういう気分ではあるけど、まだやりたいことがあるから」ってね。
それでも、死はしばらく僕の元で過ごす。
どこにも行き場が無いから、仕方なく僕のところに来たみたいに。
僕は、死の気が済むまで、そこにいさせてあげる。
今の僕は、死が近くまで来ても、簡単にその手を取るような人間じゃない。

なんのために生まれて なにをして生きるのか
こたえられないなんて そんなのは いやだ!
――「アンパンマンのマーチ」より引用

これは、かの有名な『アンパンマンのマーチ』ですが、
幼児向けの歌にしては、なかなかパンチの効いた歌詞ですよね。
「なんのために生まれて なにをして生きるのか」なんて、
成人した僕でも、答えることなんて出来ないのに。
というか、答えられる日なんて来るんだろうか。
そして、答えられる人はいるんだろうか。
まあ、答えなんて100人いれば100通りあるから、
胸を張って答えられる人も、少なからずいるんだろうな。
そういう人の辞書には、『一寸先は闇』なんてことば、無いんだろうな。
……さすがに、言い過ぎか。

「なんのために生まれて なにをして生きるのか」。
そんなことがわからなくても、
「生きててよかった」と歓喜に満ち溢れる朝があっても、
「死んだ方がましだ」と絶望にのたうち回る夜があっても、
『明日』は、何度でも訪れる。

僕は今日も――『今日』になった『明日』も、
きっと、死も生も抱えて生きるんだろう。
僕には、それくらいしかわからない。
後、ヨーグルト食べたくなった。
……買いに行くか。

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