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2ヶ月うつ状態だった社長が一夜にして復活した話 その2 鬱なのか、自律神経失調症なのか
7月末、正確に言うと7/29の朝、体が全く動かせなくなりました。
その1はこちらです。
目は覚めるんだけど、目眩のような症状で全身に力が入らず、どうしたら良いか考えているうちに、また意識が落ちてしまう。
原因は目に見えてわかっていました。
身体の疲労と、経営判断をするためのストレス。
原因はわかっているんですが、じゃあその結果のこれって何?
うつ病?自律神経失調症?
正直、ちょっと「もう消えたい」とかも思ってたりしたので、
(これ、うつの人には「だよねー」って感じですが、元気な人に言うとかなり重い言葉ですよね)
後の自己診断だと「自律神経失調症から生じるうつ状態」だったのではないかと思います。
でも消えちゃったら愛娘を抱っこできないですし、自分は自殺をしない理由が他にもある(ゆくゆく書くことになるかもしれません)ので、今後もそういう心配はないと思ってもらって大丈夫ですし、やばいと思ったらこちらから発信しますのでご安心ください。
なにせ、僕の現在で最高の幸せな時は「娘を抱っこしている時」です。娘から抱っこをせがまれて拒否したことは、状況的な場合でゼロではないかもしれませんが、限りなくゼロです。もー、超やわらかいし温かいしいい匂いするしフィット感あるし本人も嬉しそうだし最高です。しかも期間限定ですしね。
娘への愛情の話は置いときます。
妻が「自律神経失調症は耳鼻科で治してくれるところがあるらしい」という情報を見つけてくれて、そこにかかることにしました。ありがたいことです。
ここのBスポット治療というのが、上咽頭炎を良くしてくれるそうで、そうすると、上咽頭に近い視床下部が正常に働くようになって自律神経を改善することができるらしい、とのこと。
とにかく予約を取ってもらって、行ってくることにしました。
結論から言うと、1ヶ月ほど点鼻薬と服用薬を使いましたが、自律神経失調症はあまり改善しませんでした。
ただ、元々鼻炎持ちだったので、鼻通りが良くなってそれは快適になりました。
やはり、ちょっと活動するとすぐに目眩が出るし、元気出ないし、やる気も起きない。
今回、根本原因がはっきりストレスなので、結局そこが良くならないとダメなんだろうなあと。
心療内科に行くのは、正直抵抗がありました。
やっぱり、自分が心の病であるということを認めたくなかったと言うことと、保険屋さんから「うつ病と診断されると一気に保険に入りづらくなる」とのことでした。
でも、頭の中では、やらなきゃいけないこと、やるべきことはわかってたんですよね。資金繰りのこととか、人員どうするとか。
なのに、それができない。やろうと思ってパソコンを開こうと思っても、開きたくないし、開いてもすぐ目眩がして仕事にならない。あと、心配事が頭を巡ってしまって、胸が苦しくなる感じがする。
こりゃもう心療内科行って、薬もらって良くなるならもらってこようと決めました。
そこで心療内科に言って「仕事のストレスでこんな状態です」と話したところ、
「あなたの場合、自分の状況もよくわかっているから、心配しなくて大丈夫ですよ。本当に重い人は、自分がなぜこうなっているかもわからない。会社に行こうと思って、逆方向に行っちゃって、「会社が無い」って会社に電話かけたりするんですよ。そこまで行っちゃうと鬱病で、なかなか元に戻るのは難しいですが、あなたの場合はしっかり休めば大丈夫」
とのことでした。ちなみに心療内科に行ったのは9月入ってからでした。8月はお盆もあったし、耳鼻科の方に通っていて、仕事を最低限にして休んでいました。
心療内科の先生曰く、8月のそのときに休めたのは非常に良かったと。そこで無理してたらもっと悪くなっていたかもしれないと。
正直、経営者で良かった面が出ましたね。最低限のことをやって、あとは寝てたので・・・。
9月も末くらいまでは休めるんですよね?みたいなことをさらっと言われたんですが。いやいや、そんな休んでばっかりじゃいられないんですけどね・・・。
とはいえ、とにかく仕事量を減らすことは決めていたので、先生の言う通りに減らそうと改めて思いました。
抗うつ剤と抗心配剤と言うのがあって、基本は両方服用して、抗うつ剤は効くまでに2週間くらい時間がかかるのと、副作用で吐き気がする場合があるので、あなたの場合は吐きたくなるくらいまでなるなら飲まなくていいとのことでした。
案の定というか、抗うつ剤は3日目くらいに吐きそうになったので、やめました。抗心配剤はよく効いてくれたみたいで、心配で何も手につけられないと言うことがなくなりました。
2回目通院した時に、症状の改善を話したら、先生は、あーやっぱりくらいの感じで、薬続けるかどうかの相談でしたが、念のため抗心配剤は続けることにしました。
心配になるのが心配なので抗心配剤をもらうという。今も飲んでますが、多分段々やめられると思います。
あと、気にしていた保険のことについて聞いたところ
「うつ病というものの範囲をどこまで捉えるかというところははっきりしていなくて、そこが難しいところ。あなたの場合で今診断書を書くなら、軽度のうつ状態だと書きます」
ということでした。つまりは不可逆的な鬱病ではないということでした。
よかったです。
でも世の中には不可逆的な鬱病の人もいて、大変な思いを沢山していると思います。
別に自分がこうなったからではないけど、そういう人が少しでも減って、みんながより良く暮らせる世の中にしていきたいです。
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