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10年目のプロダクト、デザイナーってまだやることありますか?

このnoteを書こうと思ったきっかけは、採用活動に少しだけ関わる中で、もうNewsPicksって完成されてますよね?あと何やるんですか?ということを聞かれるというのを聞き、そういえば私自身も大きいプロダクト、もうつまんなそうだよね。。と思っていた期間があったのを思い出したので、歴史あるプロダクトも面白いんだぞ!!伝えていくために書きました。

主にNewsPicksでの話になりますが、かなり個人の意見なので、それ以外の長く続くプロダクトへの転職や次のキャリアに迷っているデザイナーの方にもぜひ参考にしていただきたいです。

あと弊社ユーザベースのNewsPicksも積極採用しているので、ちょこちょこPR的な文章が混じります。ご了承ください!気になった方はぜひNewsPicksプロダクトデザイナー採用情報も読んでみてください。

な〜んか面白くないんじゃないの?

私が長く(10年以上)続いているプロダクトの採用情報をみても、抱いていたイメージはこんな感じです。

もうそんな長いこと続いててやることある?
新しい機能なんか出るの?
価値創造<お金稼ぐ になってユーザー視点になれるの?
これ以上伸びる?ワクワクしないのでは?

これはNewsPicksだけでなく、それ以外のプロダクトに対しても思っていたことです。0→1や、3年目の伸びている時期のプロダクトの成長の機会を登壇などで目にすることはよくあったものの、10年以上のプロダクトがさらに伸びてデザイナーが活躍する!!というのを私の情報源ではあまり見ることがなかったためです。

そもそもプロダクトを長く続けるには、変え続けなければならない

ただ1年働いてみて、10年も続いているプロダクトだからこそ、カイゼンするスピードや量が多いのだなと感じました。また、10年以上続けて伸び続けているデジタルプロダクトは日本ではそう多くない、というか、そもそも10年以上プロダクトを続けるのは難しいです。「10年目というフェーズでやる新しいこと」ができるのはひとつのメリットだともいえます。

実際NewsPicksでこの1年で起こったことは大きく以下です。

PICKボタンがなくなった(App, Web)
Webサイトのデザインがフルリニューアルされつつある
新しい記事を読む体験(web)ができた
UXリサーチチームの立ち上がっていた

どれも、プロダクトの根幹をゆさぶる改善で、デザインにも大きく変更がありました。それ以外にもマーケ文脈の改善や、新しい機能の追加など、ばんばん新しい施策をやらせてもらいました。
やることないかもな〜〜と思っていたのはかなり誤解で、十分なほど手を動かす機会がありました。

思えば長く続いているプロダクト代表のXも最近Grokが出たり、Instagramも実はガンガン形を変えていますよね。日本で言うとメルカリもハロが出たりと新機能が目白押しです。長く続いてるからこそ新機能にも投資ができるので、関わるデザイナーとしてもいろんなデザインをするチャンスが巡ってくるかもしれません。


体制が整っているからこそやりたいことができる

「やりたいことが何か」によってしまうんですが、大規模プロダクトの今だからこそできることも多いです。あなたのやりたいことが「とにかく手を動かしたい」「UIデザイナーとしてレベルアップしたい」「やりたかったあの技術(?)に取り組んでみたい」であれば合致している可能性があります。
歴史の浅いプロダクトの方が改善が多いんじゃない?やりたいことの意見が通りやすいんじゃない?というのが私の認識だったんですが、この規模でもできることが多いのが意外だったので書いてみます。

やりたかった技術に取り組める

技術というとエンジニアっぽいですが、デザイナースキルとしてみると「デザインシステム」や「UXリサーチ」にしっかり取り組めてます。これらは実はみんなやりたいのになかなか時間を取れないことも多いと思うのですが、できているのはこの体制とメンバーのおかげかなと思います。このどちらもトップダウンでなく個人が「やりたい!」と手を上げて始まったことで、チャレンジできる環境があると感じます。

経験豊富なメンバーも多くプロダクト改善が早い

経験豊富な方も多く、組織規模も大きいのでシンプルに撃てる球が多く、デザイナーとしてやりがいもあります。カルチャーとして「スピードで驚かす」のValueがあるので、スピードも速いです。つまり手を動かす機会が多く、プレイヤーとしてどんどんやっていきたい人にはもってこいかなと思います。

結論:デザイナーやることめっちゃある

というわけで、まとめるとこんな感じです。

  • プロダクトの年数に関わらず、やることはかなりある。むしろ長く続いているプロダクトほど改善や新機能が多いこともある。

  • 人数や体制が整っているからこそ、やりたかったことにチャレンジできることもある

手を動かしてパワーアップしたいデザイナーの方に、10年もののプロダクトは意外とあっているぞ、というのはお伝えしておきたいです。

歴史の長いプロダクトの中の人は関わる人も増えていたり、外に出せない情報も多かったりして、情報が外に出にくい気がします。歴史があるプロダクトってどうなの?と思う方の少しでもお役に立てれば嬉しいです!

そしてややPRっぽい文章になってしまったことを反省していますが、このnoteを読んでいたき、NewsPicksに興味を持っていただいた方は以下のリンクからどうぞ!

見ていただきありがとうございました!