良くも悪くも。

長期的な仕事で、バタバタとしていた1月半ばからようやく落ち着いた、、

休みがほぼなくて、何とかもらった休みでも頭は仕事モードで全く気持ちは休まらない。

真面目すぎるんだよ。適当にいこうよ。と自分に思ってもどうにもそうもいかないらしい。

よくHSPは他人との境界が薄いと言われているけれど、今回はそれをめちゃくちゃ実感。

昔から、色々な人の話を聞くのが好きだった。

人の体験を聞くだけで追体験できる気がしていて、嬉しかったこと、悲しかったことや難しかったこと、色々聞いて、頭に浮かぶ映像や空気や肌触りを楽しむのが好きだった。

電車の中で女子高生が話す恋バナは私をとってもドキドキさせるし、小さな子どもの目を見ると世界がとっても不思議に溢れて見える。

色々な目線をたくさん味わえる、良くも悪くも。

今回の仕事、私は調整役だった。

そこには色々な立場と目線があった。

業者さん、お店さん、アルバイトさん、お客さん、他の業者さん、そして私達。

気にしなくていいところまで気にしてしまうから意識する目線が増えて仕方ない。

たくさんの目線を一度に意識してしまうと、全てに照準を合わせてしまう私は、自分の立ち位置がどこか。分からなくなり路頭に迷った。

それはまるでいろんな色に囲まれたカメレオンが何色に染まるかを端から見ているような。

え?私は今何色なの?と困惑する自分が他人事のように透けて見える瞬間があった。

そんなことを長期間続けると無意識にも疲弊する。どんどん自分が壊れていく。

疲れきると私は無意識に気を許している人への扱いが雑になる。

なので家族や友人、自分の会社の人に対しても雑になる。

周りの「他所」と定義した場所への気を配りすぎて、使える優しさがゼロになるからだ。

そして少し気が休まり意識できる今、とっても後悔に苛まれている。

次に会うとき謝ろう。たくさん謝らないといけない。

HSPの生きにくさ。全てをこの性質のせいにはできないし、私の器の小ささでもあるけれど。

生きやすい環境を整えたり、自分自身と上手く付き合っていきたいと私は思う。

境界を上手く作っていきたい。なんて、また真面目に思ってる。こういうとこだよ。気を抜こうよ。

良くも悪くも。

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