無理せず、そして、好機のタイミングを逃すな!

まず、この中で、「バンジョーとカズーイの大冒険」というゲームを御存じだろうか?

主人公である熊のバンジョーと、リュックの中の鳥、カズーイが、様々なアクションを使い、冒険を行なっているというゲーム。

このゲームはシリーズ化されているのだけど、その中で、興味深かったのは、「バンジョーとカズーイの大冒険2」である。

実は、このゲームのステージの中に、「すかいぱらだいす」というステージがあるのだけど、そのステージの中で、カナリアマリーというキャラとこのステージを一周するというレースのイベントがある。

ゲームの操作的には、ボタンを連打して、バンジョーがのる車(?なんというか、空飛ぶゼンマイ車とでも呼べばいいのか・・・)を動かして、カナリアマリーよりも先にゴールをするという。

具体的に、この動画を見てもらった方がいいと思う。

こんな感じでレースを行なうわけ。実は、このステージでは、二回行なうことになるのだけど、一回目のレースはボタン連打で楽に行けるのだけど・・・二回目のレースは非常に難しい。というのは、カナリアマリーの移動速度が上がっていて、なんとか、勝ったけど、ボタン連打では、かなり力を入れないと勝てなかった。だから、かなり難しいと少なくともその時は思っていた。

ところが、後で、この動画を見た・・・。

実は二回目の方は、無理に連打をしまくるのではなく、カナリアマリーに大幅に置いて行かれない程度、具体的には、引き離されて「リタイア」にならない程度に後ろからゆっくりついていく。

そうすると・・・あらっ、不思議。カナリアマリーは実はこの状態だと、あまり移動速度があがっていない状態で進んでいるという。そして、ゴール間際でボタンを一気に連打して、追い抜かすことができるという。

実は、カナリアマリーを抜かすと、移動速度があがっていくというギミックが仕掛けられているので、ボタン連打を無理してやる必要はなかったというわけである。

この攻略法を知って、正直、脱帽ものだった。単に、連打で力任せにやるのは、あまりにも愚策だったとね。そして、このゲームを作った製作者は、かなりの切れ者だと思った。

無理して連打をせず、そして、最後のラストスパートで力を出すという知能を使った駆け引きが一番、最適な攻略法だったわけ。

私はこの経験から、無理せず、そして、好機のタイミングを逃さないようにすべきだということを学んだ。

実際、実生活でも、結構、短期的に物事をやろうとしてうまくいかなかったり、楽にできる方法があるにもかかわらず、周りが見えなくて、好機のタイミングがあるのに、逃してしまうということがあった。

そういう意味では、こういった、無理をせず、好機を待つという頭脳戦の駆け引きができるようになりたいと思う。

多分、今、昔の知人にこのゲームの話をしても、「今さら?」と言われるかもしれないが、ガキの頃は、まったく気がつかなかったことが、後になってあるんだなと思う。

そういう意味では、ゲームはためになるんだなと思う。

自分の頭で何かを学ぶことができるのなら。

#ゲームで学んだこと

この記事が参加している募集

#最近の学び

182,350件

#ゲームで学んだこと

3,042件

よろしければサポートをよろしくおねがいします。