いや、声をあげるのは大事なんだけど、何がしたいの?
前回は何がなんだか、わからねえという話だったわけだが。
反戦活動というのもよくわからないという話。
戦時中において、行われる反戦活動は非常に気をつけなければならないのではないか?という風に考えた。
この数日、見てきて、非常に疑問に感じられる行動が見られた。
それは、共感だけで動いているものがものすごくいるということである。
まあ、この考えになったのは以下の動画が原因だが。
ただ、この動画は共感という問題を考えるきっかけになっただけで、それ以前から、疑問に思う活動がなされていた。
例えば、デマ潰しの件もそうだが・・・反戦活動というよりはウクライナの戦争の支援をしているのではないか?という疑念を抱くような活動家をしばしば見つけた。
その人物曰く、
ロシアがウクライナに一方的に侵攻してきたのだから、ウクライナの方を支援するのが当然
という内容だった。
確かに、それはそうなのだが、ただ、疑問が湧く点も多い。
まず、デマ潰しのように、なんで、あれが、反戦に繋がるのか?疑問にしか思えないような内容だった。
正直、デマを流そうが何しようが、ロシアは糾弾されるべきことをやっているので、「そんなん、どーでもいい。とっとと、戦争をやめろや」の一言でいいと私は思っている。もちろん、その結果、戦争を支援している各国や支援者から袋叩きに遭うことになるだろうが、結局、反戦とは、戦争を止めることが第一なので、そういう覚悟がなければやるべきではないと思っている。
実際、ウクライナの被害はすさまじく、ウクライナの兵士が「特攻」をかけたというような記事があった。
正直、我々では、もはや、ゲームの世界の出来事にしか思えないような話。恐らく、長らく戦争を経験していないためか、平和ボケしているのかもしれない。
いずれにせよ、こういった痛ましいことが立て続けに起きているし、現在、難民が急速に増えている。
この難民だけど、早いところ、戦争が終わらなければ、行く先がどうなるかわからない。
今のところは、受け入れる国があるので、そこで、なんとか、生活することになるかもしれないが、これが数年後どういうことになるのかと考えた際に、非常に危機感を感じている。
実際、かつて、難民がドイツなどの欧州各国に流れた際に、こういったことが起きた。
この時とは、人種も違うし、宗教も違うので、話は別だと思われるかもしれないが、私が危惧するのは、上記のこととは別のトラブルが起きるのではないか?と思われる。
実際、過去に、国を追われたが結局、追われた先の国で、トラブルに見舞われるということはよくある話。
そのため、早急に戦争を終わらせることが重要になる。
これは分かる。
だから、声をあげることは重要だと。
ただ、「声をあげた」結果、どういうことになるのか?
という疑問もある。
単に、冷笑系が言うように、「声をあげることに意味がない」というのなら、実はまだ「マシ」の方だと考えている。
はっきり言って、歴史をよく調べず、伝えようとせずにデマ潰しをした気になっているのが問題だと私は思うし・・・
単に、誰かにとって都合がいい情報がデマといっているような状況では決して、事態は好転しない・・・というより、それは反戦活動ではなく、単なる「ウクライナ」を支援しているだけの団体。もっと露骨に言えば、「ウクライナのネトウヨ」に成り下がったということにはならないだろうか?
というか・・・。
ネトウヨでさえロシア非難・・・ということに対して疑問しか湧かないのだが。アレは、決して、反戦活動家とは別の思惑があったりするし。
実際、過去に、左翼やリベラルがネトウヨにより、被害を受けたということを忘れてはいないのだろ?主に誹謗中傷をしていたような連中がいたということを。そういった連中が、ロシア批判をするということは、非常に危険なことがおきるのではないか?という危惧をすべきだ。
実際・・・こういうことがあった。
ネトウヨはこういった工作活動に長けている者もいるし、実際、それで、特定の民族へのヘイトがあったりしたということを忘れてないか?
例えば、川崎で起きたヘイト運動のようなものとか。
そもそも、ネトウヨではなくても、あの手の民族問題の分野は、非常に過激化しやすく、京都でこういう事件があったことを忘れたのか?
そういうことが起きうるということを本当に考えた末なのか?
決して、連中は信頼できるものではなかったはず。そして、そういった連中が反戦に加わっているのであれば、当然ながら、「過激化」を警戒しなければならないはず。
その点を無視して平和活動を果たしてできるのか?
ウクライナのキエフが陥落するかどうか以前に、うちの国で、何かヤバいことをしないか?ということとかね。
そのあたりの監視がキチンとできているかが私は非常に心配である。
野党への過激な発言で一部から問題視されていて、2021年の夏の都議選の際に、投票日に投票を呼び掛け顰蹙を買った唐澤貴洋弁護士でさえ、こういう風な警句を示している。
なお、選挙の投票日にしたツイートは「有志」によりアーカイブに残してある。
こういったことをキチンとやった上で、ロシアを批判できている勢力なのか?そこのところをまず見るべきなのではないだろうか?という疑念が湧いているのと・・・
また、いくつかのものを見ると、単なる政敵を叩くためにやっているのではないか?という疑念を持つようになった。
例えば、令和新選組と維新がロシア擁護をするような発言をしたらしいのだが・・・。
単に国内の政敵を叩きたいためにやっているのではないか?という印象しか感じない。
また、一方で、こういうような論争が発展しているが。
そもそも、憲法とは、為政者の暴走を止めるためのものでのはずだが、どさくさ紛れにこういうことを主張しているものまで出ている。
そう考えると、果たして、こういった活動を見て、「声をあげる人間」は何を意図しているのだろうか?表向きは人道的なことを言っているが、単にそれ以外のことを考えていないかという疑念しか湧かない。
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