2020/09/01 憧れに、まっすぐに
最近「憧れの人に近づいてみる」というアクションを意識してとるようにしている。
すごろくノート術を考案された原麻衣子さん。
自己対話について発信されている、さとうみかさん。
ミーニングノートの山田智恵さん。
フリーライターの中村綾乃さん。
Instagramで知った憧れの人のセミナーに参加したり、オンラインサロンに入会したり、商品を購入したり。
「自分から近づいてみる」ということが、その憧れの景色を知るための大きな一歩ではないかと思っている。
* * *
わたしの幼少期の、こんなエピソードがある。
3歳のときに引っ越してきたマンションで、初めてできた同い年のお友だち、Aちゃん。
母いわく、おしとやかで、女の子らしく上品。当時のわたしとは全く違うタイプの子だった。
言葉遣いも幼児にしては大人っぽく、初対面のわたしに、「わたしの名前は〇〇。よろしくね」と話しかけてくれたそうだ。
その後、弟の出産のため、わたしはしばらく祖母の家に預けられていた。
祖母によると、庭に咲いた花を見て、3歳のわたしは「お花がきれいねぇ」と穏やかな言葉を発していたらしい。
完全にAちゃんの口調そのまま。母はそれに気づいて驚いたという。
Aちゃんへの憧れがあったのか、大人たちに褒められるAちゃんがうらやましかったのか。当時のわたしの心境は自分でもわからない。
ただ、必死に背伸びをして少しでもAちゃんに近づこうとしていたあの頃のわたしが、とても愛しいと思う。
あんな風に、素直に、まっすぐに憧れの方へ向かって行けたら。
負けるな、今のわたし。
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