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クリエイターは、ダジャレがお好き?

デザイン業界(とくに広告)に入ったとき、ものすごく感じたんですよ。

ダジャレ、多くない? 多すぎない?

表現案に必ずひとつは入ってるダジャレ。
クリエイティブディレクターが、まるで歌謡曲のように口ずさむダジャレ。
「業界はベタな人たちの巣窟か」と真剣に思ったんですけれども。
この歳になると、いつのまにか考え始めてるのが、ダジャレ。

なんじゃこの自然な流れー!!?

と震えました。
アイデアの入口というか、クリエイティブ市 アイデア町 1丁目がダジャレだったんですね。

なんでかなと思ったら、

  • 受け手が深く考えなくても伝わる。

  • ワンチャン「くすっ」てなったら勝ち。

  • 有名人を知らなくてもわかる。

  • 誰が言っても、オモロイもんだったらオモロイ。

  • 有名人が言ったら、もっとオモロイ。

わあ、便利。

そりゃ使いますよね。

コケたら「オヤジギャグ」。
こけなかったら「一等賞」。
誰も傷つけないし、誰も悲しまない。
だからネタ被りがあったりもするんですが。
とにかく便利。

考えやすい。
わかりやすい。

なるほどねー。

と思ったのでした。
気がついたら自分もダジャレから考え始めてる。

これが、加齢か。
そうなのか。

X-M1 + CONTAX G Planar T* 45/2

温泉銭湯で、お風呂から上がって、ちょっとビールなどいただきまして。
考え事をしながら、ふとダジャレにつなげようとしている自分に気づいて、ビール以上の苦さを感じたのでした。

あ、アイデア出しは、ちょっと呑んでみると、いい感じらしいですよ?
知らんけど。

ビールはおいしかったです。

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